ゲームキューブ世代の『どうぶつの森』ファンが『あつ森』を遊んで感じたこと

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先日、『パワプロ2020』で遊ぶため、実家で漬物石になっていたSwitchをまた持ってきたついでに『あつまれ どうぶつの森(以下『あつ森』)』を買いました。

いろいろな意見が飛び交う本作に対して、数年ぶり(下手したら10年)に『どうぶつの森』に触れた身としていろいろとコメントしてみます。

グラフィックはあまり気にしない

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綺麗で鮮やかだなあと思うのは開始5分くらいでした。『あつ森』及びSwitchにハイクオリティなグラフィックを求めていない。リアルすぎたらキャラクターが浮いてしまいますから、良い塩梅だと思います。

ツールの持ち替えが便利

もしかしたら『とび森』とかからあった? 正直覚えてません。取り回しが良いのは非常に楽です。あと、ツール持ったままでも木を揺らせるのもありがたいです。これも前からあった気はします。気にしない。

でもツールはまとめてくれない

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大きな問題ではないですが気になりました。壊れるからストックしたくても、かさばるので躊躇してしまいます。ツールボックスが別にあっても良さそう。手近なところにDIYテーブル(だっけ)を置いておけば大した問題ではないです。

釣りはなにも変わってない

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驚くほど変わってませんでした。『どうぶつの森』シリーズの釣りの仕様は苦手です。投げるまでどこに釣り針が落ちるのかわかりにくい。力加減を調整できない。魚が針に気づいてくれない(GC時代より顕著になった印象)。

これはムシとりにも言えることなのですが、既存のシステムをそのまま載せているだけで何も変わっていないのは少し残念でした。時間の経過を楽しむゲームなので、うなぎ用のトラップみたいなのを設置できたら面白そうなんですけどね。

もしかしたらあるかもしれない(わからない)ので、頑張ってみます。

DIYはまとめてできない

魚の餌くらいまとめて作らせてほしいなと思いました。自分で作ってる感を出したかったのかもしれませんが、それならそもそもレシピ制にすべきではなかったですね。

DIYのレシピが機械的

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ぼろい釣り竿を普通の釣り竿にするために鉄鉱石が必要な理由を述べよ(15字)

タイヤ釣り上げてたら「タイヤを積み上げただけの家具」を思いつくのもどうかなと感じました。外に置いてたらただの不法投棄。

せっかくのDIYなのにたどり着くまでの過程が固定化されているのは非常に残念。同じ釣り竿でも材質で強度が変わるみたいな機能を仕込めなかったのでしょうか。

ロードがやや長い

たぬきちのテントを出入りする度に感じています。そこまで気にならないレベルではあります。エリアレスかつオートセーブを採用しているので仕方ないですね。

ムシや風船の飛んでいる位置がわかりづらい

これの影響でミツバチっぽい生き物は3回連続で捕まえられませんでした。距離感が掴みにくいんですよね。風船は影を頼りにすればなんとかなりますが、もう少し工夫できないのかなと考えたりします。

それこそ、ミニマップをもう少し拡大できるようにして、ミニマップに情報を載せるとか。スマホ持ってるならそれくらいできても良いはず……。

総評:改善点は多い

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久しぶりの『どうぶつの森』は今のところ十分に楽しめています。

レビューなどで「ツールが壊れるのが面倒」「マイルシステムがクソ」などの意見は見ますが、前者はDIYを売りにするなら普通の機能で、後者は旧世代の人間からすると「釣りしただけでご褒美もらっていいんですか?」という感想です。

マイルで交換できるものは本来であればベルで買えたり標準搭載だったりしたかもしれません。ただ今回の舞台はあくまで「無人島」なので、そのあたりのシステムが抜本的に変わるのはすんなりと受け入れられました。しばらくは問題なく遊べそうです。『あつ森』は考える力を養う知育ゲームとしてもいいかもしれませんね。

ではまた。