RTA in Japan 2020 参加レポート#1 応募~採用決定編
シカダです。先日、走者として初参加したスピードランイベント「RTA in Japan 2020」のレポートを、本日より毎日1本ずつ公開します。全5回予定。
今後、シカダと同じ立場の震える仔鹿が誕生したときのことを考え、シカダが実際にやったことを中心に、イベント終了までの道程を記録できればと思います。チャンネルはそのまま!
今回は応募~採用編。
RTA in Japan 2020応募に至るまで
なぜ応募したのか
きっかけは夏の「RTA in Japan Online 2020」にボランティアで参加したことです。イベント終了後、イベントに少しでも関わることで満足したのと同時に、RTA走者としても携わりたい気持ちが沸いてきました。
RTA in Japan 2020 Online、とても楽しかったです。
— シカダ (@cic_ada) 2020年8月16日
次は走者で参加できるよう精進します!#RTAinJapan
当時のレポートは以下の記事に残してあります。どこまで記載してよいかわかっていなかったため、かなり短い&曖昧な内容ですがよろしくいただければ!
RTA in Japanについて、当時は「RTAプレイヤーの中でもトップ中のトップが集うイベント! 始めたばっかりでは採用されないだろうなあ」と考えていました。今も正直そう思っている点はあります。
でも応募しなきゃ絶対に当選しないんだよなあ! というわけで当時走っていた唯一のゲーム『神巫女』のカテゴリ「Any% - Yamato」「100% - Yamato」にて応募完了。この辺りで「第1回レイドRTAマラソン」にも応募していましたが、その話はまた別の機会に。
選考中にやっていたこと
療養
致し方なし。9月中旬から10月末まで入院していました。
この間はPCゲームを一切遊べなかったので、応募タイトルの『神巫女』のブランクは実に1ヶ月半ということになります。
息抜き
11月よりRTA活動再開。
さっそく『神巫女』をやろう……と思いましたが、ゲームをすること自体の感覚を取り戻そうと思い、ちょうど気になっていた『Carto』のRTAを走っていました。
Carto Any% sub 1:20 done#Carto #RTA_PB pic.twitter.com/P8WQEl19cn
— シカダ (@cic_ada) 2020年11月3日
他のゲームを遊ぶことで、多少なりともモチベーションは上がったと思います。目線を変えることは大事です。
採用決定
採用されたときに考えたこと
11月4日にRTA in Japan 2020の採用タイトルが発表されました。
Oengusが不調ということもあってなかなか確認できていませんでしたが、やがて『神巫女』の「100% - Yamato」が採用されているのを発見!
RTA in Japan 2020で神巫女のYamato100%が通ってました!初のイベント参加なのでよしなにお願いします pic.twitter.com/bxALDxkW6Y
— シカダ (@cic_ada) 2020年11月4日
率直な感想は、
でした。マジで。
シカダはめちゃくちゃプレイングが上手いわけではなく、当時持っていた記録も何百回リセットしてようやくたどり着いたものです。その記録を見て採用が決まった……と考えたときに、本番でも同じような走りができるだろうか? という不安が脳裏をよぎりました。
ある方の配信で、初イベントがRTA in Japanになりそうということを話したときにも、「RTA in Japanが初めてなのは大丈夫かな……」という旨の言葉をもらいました。
緊張するからなのか、ハードルが高いからなのか。真意はわかりません。シカダの尊敬する走者さんでもそのように感じるということは、相当なプレッシャーがあるということなのでしょう。しばらく不安が消えないまま、時間は過ぎていきました。
原点に立ち返る
11月15日にスケジュールが確定。イベント4日目、12月30日の朝9時頃出走予定となりました。
RTA in Japan 2020のスケジュール出てたの忘れてました
— シカダ (@cic_ada) 2020年11月15日
神巫女は12/30の9時ぐらいから30分くらい放送予定なので、ニチアサ感覚でどうぞ~#RTAinJapan https://t.co/9PN2ao2gJg
考えることは山ほどあります。当日は何を話そうか、ボランティアに参加する余裕はあるだろうか。解説は誰かに頼むべきか、詳細な資料が要るだろうか。
先日まで心の底で渦巻いていた不安の塊は、このときには消えていたような気がします。きっかけはおそらく、11月15-16日に開催された「第1回レイドRTAマラソン」を終えたあとにしたこの呟きなのかなと。
言い過ぎると重くなるからあまり言わないようにしてますが、RTAは気持ちが沈んでいた自分を励ましてくれた存在なので、自分もRTAを通して誰かを笑顔にできるような走者になりたい✨
— シカダ (@cic_ada) 2020年11月17日
話すと長くなりますが、2019年の夏、シカダはふさぎ込むことが多い時期でした。そんなときに見たのが「RTA in Japan Online 2019」。
今やRTA界隈のミームとなった「デメる」「花火」のワードが生まれたり、第2回街森借金返済王決定戦が開催されたり、ゲームキューブ本体を持って『コロコロカービィ』をプレイしたり、ラストにCeleste星人が現れたりと、個人的にはかなり濃い経験をしたイベントです。
このイベントを通して、大袈裟な言いかたをすると、シカダは救われました。
それまでRTAは凄技を披露するものという意識が強かったのですが、RTAは人を笑顔にしたり、楽しませたりすることができるものなんだと強く感じたのです。自分も走るからには、RTAを通じて誰かを笑顔にしたり、楽しませたりしたい。自分と同じ思いをしているような人を救えるような走者になりたい。
楽しませたいからには、自分も楽しんでなきゃダメだよね!
RTA以外でも楽しい配信が届けられるようにしたい!そのためには配信者本人が楽しまないと!
— シカダ (@cic_ada) 2020年11月20日
だったらもう開き直るしかないよなあ!?
イベント初心者でも全力で楽しむ姿勢が、また新たな走者を生むのだと思って、楽しく走ることを第一に考えることにしました。RTAを始めてまだ半年ほどですが、本当に大切な思考だと思っています。
イベントへの不安も少しずつ拭えてきたところで、いよいよRTA in Japan 2020に向けての準備開始。次回は「イベント前準備編」をお送りします。
ではまた!