「ちょこっと文芸福岡」に行ってきました

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本日8月26日、イオンショッパーズ福岡店の6階会議室で開催された「ちょこっと文芸福岡」に行ってきました。

ちょこっと文芸福岡は、「憩いの場からつなぐ」を目的とした文芸イベントです。

文芸同人誌の即売会を中心に、全国の学生文芸誌の展示会、来場者の参加型企画、1paper zine「折本」の展示会など、を併設することで、文芸を体感できる穏やかな空間づくりを目指しています。

ちょこっと文芸福岡実行委員会(会場パンフレットより引用)

 

会場の印象

文学フリマ福岡より、もう少し規模の小さな即売会といったところでしょうか。会場は小さいながらも和気あいあいとしていて、休憩スペースがある分、他の即売会よりも一息つきやすかった印象。買った本や折本を読むこともできるので、居座ろうと思えばいつまでもいられる感じでした。自分は他にも用事があったので長居はできませんでしたが、もう少し楽しみたかったなあという気持ちも少々。個人の観点から良かった・悪かった点を以下に記します。

良かった点

  • スペース前の通路がゆったりしていたので、行き交う人を避けたりとか、そういう心配をする必要がないのは良かったです。
  • 商業施設のなかにあるので、休憩がてらご飯とかに行きやすいのも◎。今回は参加側ではありませんが、イベント参加のときは周りにお店がないとあらかじめおにぎりやパンを買わなければならないので、それが少し億劫。それが発生しないのはとても良いことだと思います。
  • 来場者が参加できる企画は楽しかったし良いアイデアだと思いました。家族連れが多かった印象なので、もっとエリアを広げても良さそうです。

悪かった点

  • 事前に「ちょこっと文芸福岡」のことを知っていた人しか来ないんじゃないか、という印象はありました。もちろん商業施設なのでそうではない人も来ますが、会場に来るまでにイベントの宣伝をしている看板・チラシなどがなかったので、やはりそういうところは難しいのかなと。もちろん施設との兼ね合いもあると思いますが、もう少し「立ち寄れる」「外から見える」ことを意識した会場でも良さそうだなと思いました。
  • 当日企画の「コラージュ川柳」、とても面白かったのですが、なかにはコラージュに使用する素材をほぼ独り占めして没頭しているような方がいました。もちろん悪いことではないと思いますが、もう少し気軽に参加できるような設置でも良かったと思いました。壁向きに座って行うよりも、直感で作るものかと思うので、立ったままできるシステムだとより参加しやすそうだと感じました。

(※上記は個人の感想です、ご了承ください)

今回買った本たち

Butterfly Effect / ちぐさん(H3)

ラジオタワーにまつわる様々な図形 / 松下和生さん(黒部想太)

大人に近づく子供たち / 九十九九音さん(サークル しろいかみ)

花図鑑 はなのな / アンソロジー(こんぺき出版)

まとめ

本格的な文芸イベントではなく、本当に「ちょこっと」したイベントで、ふらっと立ち寄る感覚で参加できたため、立地、会場の構成などを「参加しやすい」という点に寄せていけるとより良くなりそうだと感じました。久しく文芸イベントに参加していませんでしたが、こういうものに参加するとやはり血が滾るというか、またやってみようという気にさせてくれるのでとても良いと思います。来年も楽しみにしています。

最後に一句。

お粗末さまでした。

ではまた。