箱庭スタジオ

レビューやコラムなど。最近は『アナザーエデン』『アークナイツ』の話題が多いです。

【アナザーエデン】本編難易度・シナリオ・考察などまとめ【第2部中編まで】

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かねてより遊び続けている『アナザーエデン』。少し前に第1.5部までクリアしました。2019年5月時点で第52章。ストーリーはまだまだ続く。第2部に突入して敵も強くなってきたので、多くのキャラクターのレベリングが必要となっています。第2部は速度が重要なため、お気に入りキャラのイスカ(2ターン腕力+速度バフ持ち)が活躍してくれそうな予感……。

⇒第2部中編までクリア。中編ラストのボスはなかなか面倒で、ゾーン持ちがいないとキツイかも。自分はラディアスの斬ゾーンでゴリ押しました。

さてこの『アナザーエデン』は第2部をクリアしたから終わりというわけではありません。今後も第3部や外伝などストーリーが続いていくことでしょう。2周年時に公開されたドラマCMでもドラマ性を売りにしているだけあって、シナリオで考察できる箇所もたくさんあります。

今回は第1部クリア時点で残されていた謎を修正しつつ、新しく生まれたであろう謎も記載していきます!クリア後の情報が多分に含まれているので、まだ遊んでない&クリアしてないという人はご注意ください。

それでもかまわないぜって人はご覧ください。 

更新履歴

2017/06/04:初稿投稿。
2019/05/12:第1.5部までの情報を踏まえて加筆修正。 
2020/02/23:第2部中編までの情報を踏まえて加筆修正。

 

シナリオ難易度

第1部クリアパーティ

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クリア時のパーティデータ。 平均レベルはだいたい56くらい。このパーティでラスボスは割と楽にクリアできた印象。ヒーラーがポム1人というのが不安要素でしたが、レベルが上がって700~800の全体回復ができるようになったので特に問題はなありませんでした。

ぶっちゃけラスボスよりも途中の原初の星石のほうが手こずった記憶があります。アレを倒したから多分ラスボスが楽になったんでしょうが、物理と魔法を交互に吸収とかもうやってらんない。

というわけで第1部のクリア自体はめちゃくちゃ難しいってほどではないです。バフ・デバフを使いこなして、道中回復のテク(ザコ敵1体残して、サブとひたすら入れ替え続けるやつ)をしっかり身につければ、無課金でも問題なくクリアできます。

あとは戦術的なセンスでしょうか。脳筋だと間違いなく苦労するので、お気をつけて……。

第1部クリアのために持っておきたいキャラクター

ヒーラー

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ヒーラーは必須レベル。まともに育てていないと難易度が跳ね上がるります。「星5何引いた?」「マリエルだけ……」「クリア確定じゃん」という会話すら生まれたことも。何せアナデンには戦闘用の回復アイテムがなく、フィールド上でも全回復ができるのは基本的に1度きり。回復方法の確立が非常に重要です。

星5ヒーラーの「マリエル」や自分で殴れる「プライ」、バフをかけられる「ポム」などのキャラがいないと本当にキツい。どれだけレベル上げて耐久力を上げても、割合攻撃なんかがあるのでやはりヒールできないとキツい。まあRPGの基本ですね。

⇒ヒーラーが増えたので選択肢の幅は広がりました。第2部以降はとにかく道中のザコ処理がキツい。ボスより強い(?)。物理攻撃無効みたいなパターンも出てくるので脳筋マッスルパーティは禁物。

コスパのいい全体攻撃持ち

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終盤は敵の攻撃が激しくなるので、各個撃破ではダメージを受けすぎることも多々あります。そのためには強力な全体攻撃持ちがいると心強い。自分の場合第1部は「アルド」「アナベル」「ミーユ」「マイティ」あたりで回していました。

特にマイティの「アクアスプレッド」は消費MP17で全体に3000~4000与えられるのでコスパ◎。属性相性もあるので、できるだけ無属性の全体攻撃持ちをオススメ。

ただし、MPが少ない/少なめなキャラ(ロキドやシュゼットなど)はMP切れが懸念されるので、1-2人は魔法アタッカーがいると吉。

⇒ゾーン持ちが増えた影響で、耐性があっても無理やり突破できることも。その影響で敵の耐久値はどんどん上がっています。一応無課金で手に入る開眼ガリユはとっておいたほうがいいかも。クソ難しいけど。

バフデバフ持ち

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いるといないでは雲泥の差。終盤は敵の火力に悩まされることが多く、特に魔法の全体攻撃が容赦ありません。初期キャラのアルドが魔防低めということもあり、対策しなければメタメタにされてしまいます。特にヒーラーは知性デバフが回復力低下に直結するので、対策は必須。

敵の自バフ対策としては「知力DOWN」のデバフ持ちキャラ。うちでは「ミーユ」がその役割を担ってくれました(単体攻撃&3ターン知力DOWN)。これだけでパーティ全体の受けるダメージが平均500程度落ちたりするので、ヒーラーの負担がグッと減ります。もちろん呼応するバフ持ちキャラでもOK。

⇒放っておくとどんどん自バフをかけ続けるやべーやつもたくさん出てくるので、マナの育成は必須。顕現武器などのエンドコンテンツでも必ずお世話になります。

クラスチェンジはどこまでやるべき?

第1部クリア前は 「夢詠みの書」があまり手にはいらないと思うので、星5でパーティを固める芸当はガチャの引きが神がかってない限りは困難。ほしいなら星5を直接引くしかないです。なので、戦力差を埋めるためにも星4上限のキャラは全員クラスチェンジを早い段階で済ませたいところですね。

目安としては6~8人くらいまで上限開放できていると問題ないです。贅沢を言えば、各属性のアタッカーを最低1人ずつは育てておきたいところ。アナザーフォースのメーターも弱点をつけばより早く伸びるので、弱点をつけるに越したことはないです。風属性だけ育てていないとかがあると大変(経験談)

⇒夢詠みの書は相変わらず貴重品。その他の書は古代ガルレアアナダンなどで集めやすくはなりました。

第1.5部クリアパーティ

結論、覚えていないのでスクショなし。ASシュゼットを主軸にアレコレしていた気がします。アナザーフォースゲージを効率よく溜めて発動することを意識するのは大事。

第1.5部クリアのために持っておきたいキャラクター

全体多段攻撃持ち(シュゼット等) 

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道中処理に加え、ボスが複数体登場することも増えるので重要。多段攻撃なのでアナザーフォースゲージも早く溜まります。第1部をクリアすれば顕現武器も手に入れられるようになるので、可能であれば獲得しておくと楽になるかも。必須ではありません。

正直な感想……第1部をクリアしてずっとレベリングしてから第1.5部に突入した人間なので、難易度がどれほどなのかわからず。第1.5部は前編後編あるのですが、前編をクリアできたのであれば後編もクリアできる、という感想です。

ヤクタタズで申し訳ない!

第2部クリアパーティ(~中編時点)

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案の定うろ覚え。斬ゾーンでクリアしたのは確かなので、当時を思い出しながら組みました。斬ゾーンを使ったのは中編ラストのみ。あとは開眼ガリユの火ゾーンを使ったり各種属性染めだったり。

第2部から道中が一気にダルくなります。なんせザコがムダに強いので、ボスにたどり着くまでの道中で戦力が削られる。サブに落として回復させるシステムを有効活用しないとかなりしんどい。敵に先制されるケースも多いので不慮の事故を防ぐためにも、ヒーラー治癒を扱えるサポート役が欲しいところ。

肝心の全体的な難易度ですが、めちゃくちゃ高いってほどではないです。パーティ分断などで育成キャラ数が試されることもありますが、適当詰め合わせパーティでもなんとかなります。なりました。ただし各属性のアタッカー2人ずつ揃えておかないとキツイ場面はあります。

ターン制限のある敵ゾーンを展開してくる敵なんかもいるので、どんな状況でも柔軟に戦えるパーティか、どんな状況でもゴリ押しできる脳筋ゾーンパーティが必要です。

第2部クリアのために持っておきたいキャラクター(~中編時点)

ゾーン持ち

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ゾーンはアナデンの革命です。平たく言えば開眼ガリユの火ゾーンなら、火属性ダメージの威力が1.5倍になり、風属性ダメージが0.5倍になります(敵味方共通)。ゾーンを発動できるキャラクターを持っているか否かで、シナリオの難易度は大幅に変わります。

現状、無課金で手に入るゾーン持ちは開眼ガリユのみ。難易度はそれなりに高いので、十分キャラを育てきっていないとキツイです。

特に役に立つと感じるのは、水ゾーンと斬ゾーン。

水ゾーンはASアナベルASユナが持っていて、水ゾーンがあれば前述の開眼ガリユの難易度もグッと下がるため、火ゾーンの取得難易度も大幅に下がります。アナベルとユナはゾーン以外のスキルも非常に優秀なので、できれば持っておきたいキャラクターです。

斬ゾーンはラディアスのみ。斬属性の攻撃であれば、火属性だろうが風属性だろうが威力が上がります。裏を返せばどんな属性でも突属性や打属性なら威力は下がります。つまり敵が斬属性以外なら魔法攻撃以外は確実に半減できる強力なゾーンです。もちろん相手が剣士など斬属性ならボコボコにされる点は注意。

ゾーン持ちを引けたら、該当属性のアタッカーを育成しましょう。ゾーン持ち属性アタッカー2体を揃えられれば、耐性がない限りは大抵のボスを倒せます。

マナ(外伝で確定入手)

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マナは外伝「導きの果実と電影の迷い子」4話クリア後に正式加入します。マナはサポート特化のキャラクターで、高難易度コンテンツ攻略には欠かせません。取得難易度を考えると破格の性能を持っています。

できることは「敵のバフ/デバフ解除」「敵味方の知性UP腕力DOWN(またはその逆)」「味方物理バフ+治癒付与」など。特に前の2つは何度も使用することになります。耐久戦になることを覚悟すれば、アタッカー2体+マナ+ヒーラーでほとんどのバトルをクリアできると思います。

欠点として火力不足は否めないので、短いターン数での撃破しなければならない環境には適さないです。最近はゾーン持ちが増えたことで数ターンでクリアするパターンが多くなりました。それでも無課金/微課金勢にとっては欠かせないキャラなので、IDAスクールの外伝シリーズは進めておくのが吉です。

ストーリー感想

第1部

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第1部は程よく楽しめました。個人的にはちょっと浅いかなと思う部分はあるけれど、無料のスマホゲーなら十分スゴすぎるレベルのボリューム。これが最初から3000円で売られていたら購入を悩んだかもしれませんが、いざクリアすると「クソ面白かった!!!」とお布施(課金)したくなりますね。

梗概にすると「 妹さらわれたから魔獣追いかけてたら時空超えちゃってて、なんやかんや妹は助けられたんだけどこのままじゃ世界終わるから救おう」という話。途中で妹のフィーネのことをちょっと忘れかけたのは内緒。

第1部のストーリーに関して気になったのは、以下の点。(加筆あり)

  • エイミはどうやって未来から現代のミグランス城に来たのか(時空の穴ってそんなフランクに空くのか?)
    ⇒特に作中で言及なし。シナリオを読み返したら「アルドが来たっぽいところに時空の穴があったので飛び込んだ」と言っていたので、あまり気にする場所でもなさそう。考察できそうな箇所ではないのでヨシ!
  • さすがに無理があるだろと思う場面が結構ある(キロスの帰還とか、次元戦艦に射出するところとか)
    ⇒次元戦艦のほうがやべーやつなのでヨシ!
  • 魔獣兄妹とは何だったのか(兄は中盤で退場、妹も特に何事もなく退場。言及があるので第2部でフォローされるだろうけども謎)
    ⇒第1.5部のオーガ戦役編で無事回収。ギルドナ大活躍。アルテナさんの見せ場があったかは覚えてない。
    ⇒アルテナさんはその後仲間になったので何も問題ないですね
  • メインキャラのサブクエが本編と関係ない(アルドも本筋にキャラクエ組み込まれたし、リィカやサイラスもそんな感じで良かったのでは?)
    ⇒それぞれクラスチェンジのための外伝が登場。外伝の外伝みたいな位置づけになっています。

終盤に向けて伏線が回収されていく様は見事の一言。第1部が終わる頃には第1部のサブタイトルである「時空を超える猫」の意味がわかるでしょう。タップ連打でむやみに飛ばさず、少しずつ噛みしめるように楽しんでみるのもおすすめです。

第1.5部

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第1.5部「オーガ戦役編」はオーガとの戦いに焦点をあてたお話。さんざん引っ張られた魔獣兄妹やオーガベインについて語られます。王家に伝わる聖剣が二振りあることについても理由が明らかに。魔獣やオーガにまつわる伏線はある程度回収できたのかなと思います。

シナリオ自体はシンプルな戦い。オーガが歴史改変しないように、今まで散々歴史改変してきたアルドたちが追い返すっていういつもどおりの流れです。もはや様式美。大多数の人間が求める形であれば歴史改変をしても問題ないというのがアナデン世界での解釈でしょうか。

第1.5部で気になったの以下の箇所。

  • クロノ・クランとは(エイミの旧友ミルディとクラグホーン所属の謎組織。イスカの追うキュリオが首領パターンありそう)
    ⇒第2部で本格的に登場。クロノ・クランのリーダーはカムラナージュという少年。第2部中編から後編にかけて重要な位置づけになりそうです。 

あとはオーガバロンが今後何をどうするつもりなのかとか、ミグランス城はいつになったら復興するのかぐらいです。むしろマクミナル博物館など伏線が回収された箇所のほうが目立ちます。

⇒オーガバロンは相変わらずウロチョロしているみたいですが、直接戦う機会は多くありません。まあ、オーガではなく東方の話なので……

第2部(~中編)

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第2部では、ミグレイナ大陸の諸国が突如東方の属国になってしまったことをきっかけにアルドたちは「時の女神」について調べるため東方・ガルレア大陸へ渡ります。東方ということもあり、和・中華モチーフが多いです。現代・古代・未来それぞれのガルレア大陸を訪れることになります。

シナリオは結構回りくどいです。前編~中編は各時代でいろんな人物に出会い、引っ張り回される印象。様々な事件を解決する中で、徐々に時の女神へと迫っていきます。中編のラストでは、第1部に登場したある人物(考察部分で後述)別の名前で登場。時の女神そのものが動き出したというところで、話が終わります。

ぶっちゃけ、時の女神に関する情報はあまり覚えていないのですが、キーになるのはこのゲームのタイトルであり、初めてゲーム内で登場した「アナザーエデン」という名前。前述したある人物が「楽園」という言葉を明示したことから、各大陸の時代制覇したし、いよいよ並行世界に行くのではないかと推測。

第2部配信前にも並行世界を予想して見事に外しましたが、今回は信憑性は高いと思います。断言します。第2部後編は並行世界のミグレイナ・ガルレア大陸が舞台だ! ……多分。

あ、第2部からサブクエストや寄り道の要素が結構パワーアップしているので、一度訪れた場所ももう一度調べてみると楽しめるかもです。

考察

※※物語の核心に関わるネタバレあり※※

アルドにまつわる考察

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時には熱く、時にはヤバく、誰よりも義勇に厚い主人公のアルド。正体はクロノス一家が飼っていた黒猫・キロス。だから首には鈴がついていました。

キロスの正体は現代から未来へ時空の穴を通ってきた猫で、つまり「時空を超える猫」とはキロス=アルド自身のこと。バルオキー村にはソリクという猫を探す少女がいます。現代から未来へ渡った猫というのは、ソリクのことなのかも?

⇒ソリク(SORIKU)とキロス(KIROSU)はアナグラムなので、ソリク=キロスの解釈で問題ないですね。飼い主の女の子かわいそう

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キロスはOPのギルドナが登場する場面で、猫の姿がひっそりと描かれています。観察力のある人なら、すぐに気付けるのかもしれません。

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アルド以外にも鈴を着けているキャラは今の所2人います。夢見の館のおじいさん時の忘れ物亭のマスターですね。

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どちらも首に鈴を着けているので、元々は猫だった可能性があります。おじいさんはヴァルヲ(アルドの飼い猫)のことを知っていて、マスターはアルドのことを知っているきらいがあったので、やはりアルドと密接な関係がありそうな予感。

ちなみにマスターの髪型はクロノス博士に似ているような、似ていないような。違う時系列からやってきたクロノス博士という可能性も? 

⇒プロジェクト:アナザーエデンの考察により、並行世界のクロノス博士説も浮上しました。よく見れば、夢見の館のおじいさんはバルオキーの村長に似ているので、並行世界のじいちゃん説も……?

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第1部は「時を超える物語」。では第2部は? 

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第1部ではアルドたちが時を超え、エデンを倒すことで世界を救いました。だけど、エンディングでアルドが語ったとおり、これは選択肢のひとつでしかありません。

魔獣兄妹はいなくなり、クロノス博士も死に、エデンも決して救われなかった。エルジオンだって一度滅んでしまったわけです。すべての人が、街が助かる道というのはなかなかないだろうけど、アルドはおそらくそれを目指していくんでしょう。

⇒魔獣兄妹は第1.5部で補完 

そうなると第2部はどんな話になるか。キーになるのは、エンディング後でエイミの放った「新しい世界」という言葉。 それはつまりパラレルワールドということなのでしょう。

⇒これに関しては東方の大陸ということで一応決着しました。時の女神がどんな存在なのかはわかりませんが、ガルレア大陸だけで完結する話なのかはまだ謎。

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パラレルワールドと聞くと「もうひとつの世界」みたいなイメージがありますが、厳密に言えば「ある世界から分岐し、それに並行して存在する別の世界」ということ。つまり、特異点とも言うべき時代に遡り、そこで特定の行動で歴史を変えることに成功すれば、世界は枝分かれして並行していく。『時のオカリナ』で「ガノンを倒した後のリンクがいない世界」と「リンクが戻ってきた世界」では時間軸がまったく違う、というのと同じことです。

では『アナザーエデン』では何が特異点となるのか。ポイントになるのはゼノ・プリズマ計画に関わっていたクロノス博士。彼に何かしらの干渉をすることで世界は分岐し、世界自体は救うことができるかもしれません。

⇒考察の追加により現実味を増しました。いずれ崩壊する次元を捨てて並行世界で生きていくというのが「プロジェクト:アナザーエデン」なのかも……。

ただそれはあくまで「元々の世界は無理っぽいから、世界を分岐させたろ。それで新しい世界を救ったろ。元々の世界はしゃーない」みたいなニュアンスなので、アルドの求める解とは少し違う気がします。博物館の謎とかもあるし、このまま時空路線で行くのかな?

⇒マクミナル博物館は第1.5部で回収

他にも、意味もなく「私は終わりだ!」とか暴走したパルシファル王とか、散々フラグ立てたくせに魔獣城にすら出てこなかったカブトムシとか、いきなり出てきた挙句、倒されたら「勝手に力使え」と言いながらフェードアウトした魔剣さんとか気になる部分はあります。第2部以降で回収されそうな部分を簡単に列挙してみたので、考察してみてもいいかも。

  • ギルドナとアルテナの行方(キロスのように時空を超えた?)
    ⇒第1.5部で回収。
  • パルシファル王って何なんだよ(ただのキチガイ……ではないと信じたい)
    ⇒実はすでに語られています(見落とし)。妻子を蘇らせようと歴史改変できる塔を作ったけど、魔術師は仕事しないしアルドに停められるし挙げ句そのふたりは親子ときたら、そりゃブチ切れますよねしゃーなし。
  • カブトムシどこ行った(次元戦艦に来てペラったの何だったのマジで)
    ⇒イケメンになりました。これは許されない。
  • ファントムの正体(実は◯◯の思念体でしたー、とかありそう)
    ⇒パルシファル宮殿でファントムに関する話は聞けます。曰く「時の流れの外側から忍び込んで時空の崩壊を狙うもの」。時空を超えるアルドは目をつけられている状態。つまりストーカー。
  • オーガベインとは何だったのか(その剣使わせてくれよ頼むから)
    ⇒第1.5部で討ったオーガの怨念。オーガ戦役編終わったので出番は減ると思いますが、違う大陸の魔剣と共鳴して復活という展開ぐらい? オーガバロンが鍵を握る予感がします。

プロジェクト:アナザーエデンとは

第2部中編で登場するキーアイテム、「時の夢の書」のロックを解除できたのはアルドの声。ゲームタイトルである「ナザーエデン」というプロジェクト名を叫ぶと、ゼノ・ドメインがジャックされ、時が巻き戻り、時の女神の協会が蘇ります。

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協会から現れたのは古代ガダロの鬼道の女王・ヒミカ。その見た目はエデンとセシルの母・マドカ博士そっくり。しかしセシルもといフィーネの呼びかけには反応することなく、時の女神の協会とともに消えてしまいます。第2部中編はここで終わり。

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以下、プロジェクト:アナザーエデンに関するクッソ長い考察です。飛ばしてもらっても大丈夫です。

 

――――――ここから考察――――――

ヒミカについて。クロノス博士はゼノ・プリズマの危険性に気づき、ゼノ・プリズマの生まれた未来を改変するため、古代にタイムワープ。しかしその途中で一家ははぐれてしまう。クロノス博士は古代へ。エデンとセシル――もといアルドとフィーネは現代へ。では、マドカ博士は?

ヒミカが本当にマドカ博士であれば、マドカ博士も計画通り古代へ飛んでいたのでしょう。しかしはぐれてしまったため同じ古代でも別の大陸だった。マドカ博士が飛ばされたのはガダロの国。ここで何かしらの事件が起こり、マドカ博士はヒミカを名乗るようになったのでしょう。

なぜ。マドカ博士というからにはクロノス博士と同じくらい優秀な研究者であるはず。ヒミカは強い霊力を持っていたそう。クロノ・クランのリーダーであるカムラナージュが過去や未来が視える幻視者と呼ばれるぐらいだから、マドカ博士だって多少未来を見ることはできたに違いない、と仮定します。そうすれば明日の天気とかを当てていたヒミカ=マドカ博士というのはしっくりくる。

きますが。

自分はヒミカ=マドカ博士ではない、と感じています。

本当にマドカ博士なら「セシル……?」みたいな反応をしてくれてもいいはず。しかしヒミカは耳を一切傾けず、時の女神の協会とともに消えた。まあ16年も経ってれば顔がわからなくても無理はないか……とも思いますがやはり違和感。

なのでヒミカ自体は本当にヒミカなのだと思います。ヒミカはセシルのことなんて知らないので、フィーネにお母さんだなんて言われてもピンと来ないでしょう。マドカ博士に似ているのは、術をかけているか、心酔の表れと考えます。

では、本物のマドカ博士はどこに?

第2部の主題は「時の女神の帰還」です。時の女神の帰還ということは、現在、時の女神はどこかへ去ってしまっているわけです。

時の女神。たとえば未来のことを正確に教えてくれる女性がいたら、その人を「時の女神」と崇めてもおかしくありません。

自分の考えにおいては、時の女神=マドカ博士。何かしらの事件・事故でいなくなってしまったマドカ博士を助けるため、ヒミカは自らの神殿を「時の女神の協会」とし、鏡を利用して時空転移することで現代を訪れた。

ここの事件・事故ですが、時期的にパルシファル王が預言者に歴史改変させたことに影響して発生したのではないかと考えています。その後世界を守って霧散した四大精霊の欠片によって、時の女神の協会は消えたと言われているので。

現代にやってきたヒミカはアルドを呼び寄せるために、東方に西方を侵略させた。クロノス・メナスの事件を通して、鍵を握る人物が西方にいると推測したのかもしれません。

そして時の夢の書にアルドの声を使ってロックをかけた。未来を救うために。

時の夢の書は未来にあって初めて効果を持つ。未来に向かえるのはアルドたちだけであることがわかっていたのかもしれません。なのでアルドの声でロックをかけ、未来で「プロジェクト:アナザーエデン」を起動するように仕向けた。

プロジェクトが起動すると、時の女神の協会だけが時を遡り、再生しました。これは第1部でアルド以外の未来世界が滅びたときと似た現象です。未来世界にある時の女神の協会が本来の時間軸とは異なる存在であることの証左に他なりません。

ヒミカは再生された時の女神の協会から現れて、こう言います。

時は至れり!いずれ楽園の扉は開かれん……。時の女神の帰還の果たされし時!

時の夢の書に記されていた文章はこれ。

いつか 時の夢の見ている夢の醒める日
時の女神は帰還し 楽園の扉が開く

時は至ったということは、夢は醒めたということ。楽園の扉を開くには「プロジェクト:アナザーエデン」を起動する必要があった。これによりゼノ・ドメインがジャックされ、時の女神の協会は姿を消す。ヒミカはゼノ・ドメインに向かい、何かしらの準備を進めるのでしょう。同プロジェクトが起動したことにより、時の女神は帰還するわけなのですが……。

時の女神=マドカ博士が戻ってきたということは、何ができるか。歴史改変はリスクが高いことを、マドカ博士はわかっているのだと思います。だからこそ為そうとしているのは歴史改変ではなく、新しい世界――並行世界の生成。この世界と鏡合わせのようにそっくりだけど、荒廃していない、もうひとつの楽園――アナザーエデン

もしかしたらマドカ博士は、過去に一度アナザーエデンを生成しようとしたのかもしれません。しかしそれは失敗に終わり、マドカ博士のみがアナザーエデンに取り残されました。それも未完成の状態で。

マドカ博士のことを想うヒミカは、アナザーエデンを訪れてマドカ博士を助けようとします。アナザーエデンへの道を開く鍵こそが時の夢の書であり、「プロジェクト:アナザーエデン」であるのです。

うんうん、いい感じにまとまりました。

では……マドカ博士の唱える「アナザーエデン」は、なぜ生み出されたのか。

エデンとは楽園を意味する言葉であり、クロノスとマドカの子ども――時空の渦に飲み込まれてしまった我が子の名前でもあります。エデンを失ったマドカは、エデンを取り戻す――いや、助けるために並行世界を作り出そうとしているのではないでしょうか。

クロノス博士はゼノ・プリズマの存在をなくすために、歴史改変を考案しました。マドカ博士も考えは同じのはず。ただし手段は違った。マドカ博士は時空の穴に飛び込む前のクロノス一家をアナザーエデンに呼び込むことで、愛する子どもたちを助けようとしていたのではないか……。

第1部のメッセージが再生されるイベントで、マドカ博士はこう言っていたのです。

エデン……セシル……。あなた達……どんな風に成長したのかしら。
 ふたりともきっとまっすぐですてきな若者になっているはずね。
 わたし達夫婦の大好きな大切な子供達だもの。
 愛してるわ……エデン……セシル……。精一杯……生きて……。

マドカ博士の根底にあるのは、子どもへの愛。その愛がアナザーエデンを生み出したと考えてもおかしくはないと思います。クロノス一家が時空の穴に飛び込んだという事実がなくなれば、タイムパラドックスでアルドとフィーネは消滅する可能性があります。

しかしエデンを救うこともできるというのも事実。エデン含むクロノス一家の幸せをとるか。自分たちの生きる世界をとるか。アルドはそんな葛藤に悩まされることでしょう。

以上、支離滅裂になってしまったかもしれませんが、自分なりの考察です。結論、第1部とは違う意味の「アナザーエデン」を描こうとしているのではないか、と思いますね。

――――――考察ここまで――――――

その他、残っている謎

次元の狭間

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ストーリー上何度もお世話になる次元の狭間。ここにはいろいろ気になる部分があります。まずはワープポイントにある謎の空白。単に5つしかないだけなのかもしれないけど、もうひとつくらいは入りそうです。第2部で開放されるとか?

⇒特に変化なし。ワールドマップから自由に飛べるので今後追加されるということもなさそう。ちなみに上部画像の左端にちょろっと映っているバケツは『クロノ・トリガー』でラヴォスと戦える最果てのバケツ的なものにも見える。現状は触っても何もなし。

⇒第2部中編まで進んだことで新しい青い柱が追加され、古代ガルレアの「ホキシの森」へ行けるようになりました。

奥にある扉も特にまだ説明がありません。「時間が経ったら来てくれ」と言われるので、さほど重要じゃない、さしずめ外伝イベントで使われるスペースなのかもしれません。まさかここで釣りをするんでしょうか

⇒エンドコンテンツであるウクアージとの戦闘が可能になりました。強い 

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アナザーダンジョンの門番(?)をしている少女もまだ謎。これは私がまだベリーハードをクリアしていないからわかっていないだけで、多分そのうち明かされると思います。

⇒アナザーダンジョンの累計クリア回数に応じてイベント発生。1000回クリアすると戦闘イベント

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時の忘れ物亭の中にあるリンゴの木。地味だけど気になります。タッチすると3回までは葉っぱが落ちて、それ以降は反応がありません。

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なんとなくですが、リンゴの木の向こうにはまだスペースが広がっているような気がするので、今後解放される要素に関わりがあるのかもしれません。今のところは進展なし。リンゴといえばアダムとイブやトロイア戦争。

特にトロイア戦争は女神たちによる黄金リンゴの奪い合いで発生したため、第2部の「時の女神」と関わりがあるかも……しれません。

あとは約束の果実も気になります。「遠い昔食べたことがあるような気がする懐かしい味」ということは、キロスは猫であったときに次元の狭間に来たことがあるのかも?

説明にある「誰かと誰かがたどり着いたたった一つの約束」というのは、今後秘密が明かされるんでしょうか。キロスがアルドになった時に、違う世界のアルドの記憶が流れ込んできて……という可能性もあるかもしれません。

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ところでこの約束の果実、時の物忘れ亭にある例のリンゴの樹と似ているような気が。うーん、気のせいでしょうか? 樹だけに

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マクミナル博物館関連

未来で話を聞ける、700年に開館したとされる博物館。なんでも地下には財宝が眠っているそうなのですが、今のところ詳しい情報は出ていません。今後の外伝で追加されていくか、それとも第2部以降で本筋に関わってくるのか……。

⇒第1.5部「オーガ戦役編」の重要なファクターとなりました

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跡地があるのは、未来の浮島・ニルヴァ。博物館自体は跡形もない。地下には財宝が眠っているようだけど、封鎖されているので探索不可能。過去にもそれらしき場所はない。そもそもなぜ博物館に財宝が? 気になるところ。

⇒第1.5部を進めると博物館も復活します。マクミナルさんよくがんばった

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迷いの森、砂漠の塔

アダマス武器のイベントでお世話になるサルーパ・ザルボーの地で確認できる未踏の場所。話を聞く限りどちらも奥には魔物がいるそうなので、ミグランス地下迷宮のように外伝でうろつけるようになるんでしょう。今後のアップデートで色々追加されることに期待。

⇒外伝「天蓋の塔と幽冥の魔女」の舞台になりました 

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個人的には、未来で同じ位置づけにある最果ての島のエヴァ的なサムシングも気になります。変な黒い玉は倒しても勲章と石がもらえるだけみたいなので、あんまり意味はなさそうですね。

⇒黒い玉ことImbrium Basinは月の地名。中盤から挑めるラスボス級の敵であることなどを考えると、『クロノ・トリガー』のラヴォスのオマージュに見えます。ラヴォスは地球外生命体。それはもしかしたら「月」だったのかも?

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ラウラドームのエアポート

未来にある浮遊街の一角・ラウラドームにも立ち入り不可能なエリアがあります。時震の影響で整備中というエアポートですね。いずれは入ることができるようになると思いますが、はぐれ人造人間みたいながいそう。

⇒進展はありませんが、可能性としては「リ・ア=バルク絡みのイベント」や「クロノ・クランの潜伏場所」などがあるのかなと思います。新たな外伝に期待。

⇒第2部中編のラストでゼノ・ドメインがジャックされた=舞台が未来のミグレイナ大陸になるので、出番は大いにありえます。

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クロノス博士の発言

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第1部のクロノス博士のセリフのなかに、こういった一節があります。

もっとも私の計画がうまく運べば世界から脅威は完全に取り除かれおまえ達も何の心配もなく暮らせる。
これから私達は最後の実験を行う。エデンとセシルはすでに実験室で眠っている。
私は私達科学者の仕出かしたことの責任をとらねばならない。なんとしても……。

私の計画、最後の計画、実験室では子どもが眠っている……と言っているので、家族全員で時空の穴に飛び込んだことを指していると思います。世界から驚異が取り除かれるというのは、歴史改変でゼノ・プリズマをなかったことにする、ということでしょう。

結果的に家族は時空の渦の中でバラバラになります。クロノス博士はこれを見越していたのか、エデンにαジオ、セシルに完成体ジオを組み込んでいました。

私はわがままかもしれないがせめておまえ達に希望を託そうと考えた……。
改良ゼノの第一弾としてαジオが完成した時……エデンそれを生まれてすぐのおまえの体内に組み込んだ。そして三年後さらに改良を加えた完成体ジオはセシルの体内に……。
おまえ達はいずれ訪れる世界の災厄に立ち向かう鍵となり希望となるだろう。

世界の災厄=巨大時震のこと。ここまで読むと筋が通っているように見えるのですが、時空の穴で異常が起きた際の対策も取れていたクロノス博士の計画が、単に歴史改変をするだけとは思えない気がします。

第2部中編でマドカ博士が現れ、未来世界のいずこへと消えました。もしかしたら在りし日のクロノス一家のもとへ向かったのかも。そしてクロノス博士はそれを予測していた……。第2部後編でクロノス博士がクローズアップされるのは間違いないと思うので、注視していこうと思います。

まとめ

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ぱっと思いつくだけでも、これだけの満足感があったり、謎が残されている『アナザーエデン』。第2部が終わっても物語はまだまだ続く雰囲気で、本当にいつまでも続きそうです。クリアするとやることがなくなるというゲームではないので、 ぜひ心ゆくまで楽しんでくださいね!