箱庭スタジオ

ゲームを中心にサブカルコンテンツの雑記・レビュー・コラムを書いています。

MENU

兵どもが夢の跡

f:id:natsugami:20190227001036p:plain

 

自分で入れたコーヒーを熱いとぶつくさ言いながら、Twitterでゲーム会社の即日解雇という話題を見た。ひとつではない。これだけ同時にたくさんのツイートが上がるのであれば九分九厘同じ会社の人物であるに間違いない。

 

即日解雇された! 記念ツイートパチリ! というのが人間の本能なのかはわからないけど、彼らなりの主張といえばそうかもしれない。不当解雇に業を煮やして全員で声を上げていこうと働きかけたのだろうか。社名を出さないのはゲーム業界人として最低限のコンプライアンスを守った形になるんだろうか。会社は事実上の倒産となっているようなので、しばらく待てば全容は明らかになる気がする。対応が十人十色なのは面白かった。伝手で仕事を見つけた人、助けを乞う人、ただただ嘆いているばかりの人……。彼らの去就が気になるのは確かだけど、自分は自分の仕事があるのでそちらを気にかけないといけない。

 

かくいう自分もゲーム業界の人間ということになる。プランナーをかじっている程度なので多忙ではないはずだけど、人手不足であらゆる業務が降りてくるので、結果的に多忙を極めている。それでも定時内で終わらせられる以上はまだまだ甘い部類に入るだろう。上流階級の人たちはおそらく今もPCと向かい合っている。あちらは倒産、こちらは人手不足。一億総ストレス社会と呼ばれても仕方がない。僕は会社の経営について学んでいないので倒産の原因を研究できないけど、給与未払いということだから資金難ということじゃなかろうか。僕も賃金は粛々と向上を図っていきたいものである。

 

気になったことがあった。ゲーム会社は資金不足と人手不足どちらに陥りやすいのだろう。市場不具合を出して炎上すればユーザーは金を落とさなくなってスペンドは落ちる。市場不具合が出るのはデバッグが足りていないか、エンジニアの実装が不十分か、ディレクターの仕様書が穴だらけなのか。挙げればキリはない。いずれも人材不足が招く事態であることは間違いないから、根本は人手不足が原因のように見える。しかし人手不足であることは人を雇うことができないことと等しくて、それはつまり資金不足による低賃金だの残業代未払いなどが原因になってくる。なんだこれは。僕は因果性のジレンマについて話したいわけじゃない。よくわからなくなってきた。プランナーかぶれとしてはユーザー層に合わない企画を続けた結果収益が落ちたと考えるべきかもしれない。うーん、まだまだ見通しが甘い。

 

少し先の上京(予定)を見据えて企画書を日々作成している身としては、ゲーム会社の倒産はあまり良いニュースではない。特にプランナーはデバッグから叩き上げの人が多い傾向にある(気がする)ので、もう少し武器になるものを持っておくべきかもしれない。よし、小説がんばります。ではまた。

ものつくり元年

第1回ⅡⅤクリエイターアワード

というものがあるのを今さら知りました。こんばんは黒杜です。最近は豆乳とソイプロテインを混ぜると完全食になるのではないかと思っています。

 

twofive-iiv.jp

 

まとめると、アメノセイというVtuberをモデルにしたコンテストということで、イラストやらコミックなどの部門があるようです。もちろん小説も。最近は目的もなく駄文を書くということが多かったので、久しぶりに投稿専用の小説を書いて見ようと思いました。とはいえ、いきなり長編を書くとブランクがありすぎておっ死ぬと思うので、気軽に短編でも書いてみます。

 

関連して最近思ったことがあるのですが、推敲のやりすぎは良くないと考えました。今書いている作品はミステリの習作で、ミステリはいろいろと伏線を張ったりはらなかったり囮を用意したりで物語の構成を整えるために書きながら読み直すことが何回もあったのですが、そのうちに自分自身がその作品に飽きてしまって、筆の速度が遅くなり、ポメラを開く頻度が減り、やがては書かなくなってしまうということが起こりました。というか今起こってます。良くないことだと思いました。

 

面白い小説とはいえ、毎日読み返していては飽きることもあるでしょう。それがまだ未完成の、しかもアマチュア(自分)の作っている創作物となれば、プロの作るそれよりも遥かに面白みに欠けます。だから過度の振り返りは禁物でしょう。計画を立てるならもっと綿密に、小説という名の建物を建築するためのプランを入念に練る必要があります。僕は木材を調達するところからスタートしてしまっていたので、その点は見直す必要がありそうですが、工事計画を作業中に練り直す必要はないですね。

 

現在僕は転職活動中で、さらに明日からはいつもの仕事に加えて別のタスクも降り掛かってくるわけで、忙しさに磨きがかかるわけですが、なんというか不思議なもので、そういう状況のほうがかえって創作意欲が湧くんですよね。人は。

そうでもない?

 

ではまた!

あけましておめでとうございます【今日のトピック】

今年もよろしくおねがいします

などと呑気に構えている場合ではない。仕事で忙殺されたり、ドラガリアロストでクリスマスイベントを周回したり、父方の実家で正月のための餅つきをしているうちに、年が明けてしまった。時間の流れは日に日に早くなるもので、僕の見立てでは一〇〇年後には一日で一年が過ぎるようになるだろう。ところで当ブログの最終更新は?

 

tsugamin.hatenablog.com

 

じゅうがつみっか。つまり三ヶ月以上前になる。 バカタレにも程がある。仮にもライティングに携わっていた経験のある人種であるにもかかわらず、毎日なにかしらのテキストを書くことに意味を見いだせないとは! こういうことをしているから水族館でセイウチとキスをする羽目になるのだ。

というわけで、長らく止まっていたブログの更新を再開します。余裕があれば記事形式の何かを。余裕がなければ雑記と称して日々の備忘録を残すに留めます。書いてみたいものはたくさんあるので、あとは気力が続くかどうか。ちなみに書こうと思っているのは以下のものです。

  • パワプロペナント奮闘記(プレイ時間カンストしたぞ!)
  • GOD EATERをとにかくおすすめするだけの記事(GE3はいいぞ)
  • 読み終わった小説のレビュー(いっぱいあるぞ)
  • おもしろいゲームの紹介(Steamはゲームを買うゲーム)

 

何を書くかは明日の僕のみぞ知ります。ではまた!

 

『ドラガリアロスト』簡易レビュー。王道ファンタジー最大の課題は「操作性」か

f:id:natsugami:20181003231628p:plain

 

9月27日にリリースされて、ぼちぼち配信から1週間を迎える『ドラガリアロスト』。任天堂とCygamesがタッグを組んでいるだけあって、黎明期ながら完成度はすでになかなかのもの。それなりに遊んでみたので、さっと簡易レビューを書いてみる。

 

dragalialost.com

 

続きを読む

「ちょこっと文芸福岡」に行ってきました

本日8月26日、イオンショッパーズ福岡店の6階会議室で開催された「ちょこっと文芸福岡」に行ってきました。

 

f:id:natsugami:20180826212244p:plain

ちょこっと文芸福岡は、「憩いの場からつなぐ」を目的とした文芸イベントです。

文芸同人誌の即売会を中心に、全国の学生文芸誌の展示会、来場者の参加型企画、1paper zine「折本」の展示会など、を併設することで、文芸を体感できる穏やかな空間づくりを目指しています。

ちょこっと文芸福岡実行委員会(会場パンフレットより引用)

 

会場の印象

文学フリマ福岡より、もう少し規模の小さな即売会といったところでしょうか。会場は小さいながらも和気あいあいとしていて、休憩スペースがある分、他の即売会よりも一息つきやすかった印象。買った本や折本を読むこともできるので、居座ろうと思えばいつまでもいられる感じでした。自分は他にも用事があったので長居はできませんでしたが、もう少し楽しみたかったなあという気持ちも少々。個人の観点から良かった・悪かった点を以下に記します。

 

良かった点

  • スペース前の通路がゆったりしていたので、行き交う人を避けたりとか、そういう心配をする必要がないのは良かったです。
  • 商業施設のなかにあるので、休憩がてらご飯とかに行きやすいのも◎。今回は参加側ではありませんが、イベント参加のときは周りにお店がないとあらかじめおにぎりやパンを買わなければならないので、それが少し億劫。それが発生しないのはとても良いことだと思います。
  • 来場者が参加できる企画は楽しかったし良いアイデアだと思いました。家族連れが多かった印象なので、もっとエリアを広げても良さそうです。

 

悪かった点

  • 事前に「ちょこっと文芸福岡」のことを知っていた人しか来ないんじゃないか、という印象はありました。もちろん商業施設なのでそうではない人も来ますが、会場に来るまでにイベントの宣伝をしている看板・チラシなどがなかったので、やはりそういうところは難しいのかなと。もちろん施設との兼ね合いもあると思いますが、もう少し「立ち寄れる」「外から見える」ことを意識した会場でも良さそうだなと思いました。
  • 当日企画の「コラージュ川柳」、とても面白かったのですが、なかにはコラージュに使用する素材をほぼ独り占めして没頭しているような方がいました。もちろん悪いことではないと思いますが、もう少し気軽に参加できるような設置でも良かったと思いました。壁向きに座って行うよりも、直感で作るものかと思うので、立ったままできるシステムだとより参加しやすそうだと感じました。

(※上記は個人の感想です、ご了承ください)

 

 

今回買った本たち

Butterfly Effect / ちぐさん(H3)

ラジオタワーにまつわる様々な図形 / 松下和生さん(黒部想太)

大人に近づく子供たち / 九十九九音さん(サークル しろいかみ)

花図鑑 はなのな / アンソロジー(こんぺき出版)

 

 

まとめ

本格的な文芸イベントではなく、本当に「ちょこっと」したイベントで、ふらっと立ち寄る感覚で参加できたため、立地、会場の構成などを「参加しやすい」という点に寄せていけるとより良くなりそうだと感じました。久しく文芸イベントに参加していませんでしたが、こういうものに参加するとやはり血が滾るというか、またやってみようという気にさせてくれるのでとても良いと思います。来年も楽しみにしています。

 

最後に一句。

 

 

お粗末さまでした。

ではまた。