箱庭スタジオ

「どんなときも遊び心」がポリシーのクリエイター・津上夏哉のブログです。

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ラノベ評:『霊感少女は箱の中』は現代に蘇った学園オカルトだ

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こっくりさん」といえば、誰もが知ってる占い。学生の時に遊び半分でやってみて盛り上がった人も、またそうでない人もいるはず。ただ、この「こっくりさん」は単なるおまじないや占いではなく、立派な「降霊術」の一種であることはあまり知られていない。「降霊術」を、正しい手順で行なえずに失敗すると、どうなるのか――。そういったオカルトの顛末を描いているが、甲田学人の『霊感少女は箱の中』だ。

 

「おまじないを誰かに見られたら、五人の中の誰かが死ぬ」
 銀鈴学院高校に転校してきた少女・柳瞳佳。前に心霊事故に遭遇し退学処分となった瞳佳だが、初日から大人しめの少女四人組のおまじないに巻き込まれてしまう。
 人が寄りつかない校舎のトイレにて、おそるおそる始めたおまじない。人数と同じ数を数え、鏡に向かって一緒に撮った写真。だが、皆の画面に写っていたのは、自分たちの僅かな隙間に見える、真っ黒な長い髪をした六人目の頭だった。
 そして少女のうちの一人、おまじないの元となる少女が、忽然と姿を消してしまい……。
 少女の失踪と謎の影が写る写真。心霊案件を金で解決するという同級生・守屋真央に相談することにした瞳佳は、そこで様々な隠された謎を知ることになる──。

 

引用:電撃文庫公式サイト

 

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同人誌に「死ネタ注意」を表記すべきか考えてたら、まったく違う方向の結論になった

死ネタとは

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少し前にちょっとだけ話題になった「死ネタ注意」、小説や一次創作でも通用するのか。死ネタってのは読んで字のごとく、物語の進行上キャラクターが死んでしまうストーリーのこと。死ネタ注意はつまり、前もって表紙裏などに「この作品は△△(キャラ名)が死にます」といった注意書きをすること。どうも創作界隈ではこれをつけるかつけないかで騒いでいたらしい。

 

最近はイベント現地に赴いていないが、小説の一次創作界隈でもトレンドなんだろうか。というのもついこの間、アンソロを作るための集まりで少し話題になったのだ。一〇人に満たないグループで話題になるということは、そこそこ抗議があったりするのかもしれない。ただ、こういうのは往々にして抗議者なき抗議化して、問題だけが一人歩きしがちなので、実際に体験するまではまったく考慮しない方針であることを前もって言っておきたい。

 

で、そういう前提を置きつつも、死ネタ注意の表記は必要か否かという話をすると、個人的にはどう考えても要らないって感想になってくる。二秒で答えてやる。必要ない。そんなものは作る側で判断していい。

 

だってネタバレじゃん?

つけたほうがいい派の意見ってのは、要するに「(主に二次創作で)このキャラの死ぬ姿を見たくないから、そういうシーンがあるなら教えてくれ」ってことだろう。二次創作は元来、原作に飽き足りず更に展開された話を読んでみたい、と思った人たちが求めるものだ。そりゃあ、好きなキャラが突然死ぬ話なら読みたくない人もいるだろう。

 

そういう意味で一次創作と二次創作では、この問題の回答はまるで違う。一次創作の小説で「この小説はヒロインが死にます」って言われたら興ざめする。だってネタバレだもん。『君の名は。』の序文でこの作品はヒロインが死んでるけど、最終的に生きていることになりますって言われたら嫌だろ! いやそれはそれで気になる引きではあるけども!

 

加えて、死ネタといっても種類は様々だ。切ないラブストーリーでは、闘病の末にヒロインが死ぬことがある。かたや、スプラッターパンデミックでは息をするようにメインキャラが殺されることもある。これを同じ「死ネタ」として考えろというのは無理がある。前者なら少年漫画でも少女漫画でも使われまくってるし、そこまで文句が出ることはないだろう。これで万事解決……というわけにはいかない。

 

「死ネタ」拒否の真実は……

大きな問題がある。「このキャラの死ぬ姿を見たくない」と言っている人の多くは、前者の死ネタでも納得しない人がほとんどだと思う。それはもちろんキャラが好きだから。ゆえに、そのキャラにはいつまでも幸せでいてほしいと思っているから。そのキャラだけは不幸な目にあってほしくないから。親心に似たものになるのかね。一次創作者が陥りがちな、可愛い子には旅をさせない精神と同じだ。

 

自分のお気に入りだから、とにかく苦労させたくない。生まれ持ってのチートであってほしい。万能でいてほしい。物語が都合よく進んでほしい。言うまでもなく過保護の権化。こういった作品があっても、存在自体は問題ないと思う。ただ、読む側からしたら、お気に入りのキャラへの愛情表現を垂れ流されているだけだ。これを面白いと思うかつまらないと思うかは、作者の手腕も読者の価値観もあるだろうから特に明言しない。

 

僕自身は、かねてよりゲーテの「涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の本当の味はわからない」という言葉を信条としているので、死ネタはきっかけのひとつとしては何ら問題ないと考えている。キャラが死ぬことで物語がガラリと変わるのなら、たとえば『灰と幻想のグリムガル』のようにパーティメンバーが成長するきっかけになるのなら、使っていても問題ない。

 

逆に、ただ物語に起伏を生みたいというだけの目的で死ネタを扱うのなら、それは止しておくべきだろう。殺したからどうにかなるというわけではない。創作とはいえ一人の人間だ。意味もなく殺すって、もう無差別殺人と変わらない。

 

死ネタ拒否の根本は、ひょっとしたらココにあるんじゃないだろうか。そりゃ意味のない死・必要性に欠けた死は誰だって嫌いだ。僕だってそんな小説があったら焚き火の肥やしにする。悲しみは別段、死でのみ語られるわけじゃない。物語を考えて、胃に穴が空くほど悩み倒して、それでも誰かの死がなければ物語が成り立たないと感じたなら、そこでようやく死ネタを持ってくるべきだろう。創作者ならそれくらいできたほうがいい。

 

……おかしいな。「死ネタ注意は表記すべきか否か」について語っていたつもりだったのに、気づいたら「そもそも安易に死ネタを使うべきではない」という方向に話がネジ曲がってしまった。

 

まあ、まったくもってその通りなわけだけども。 

 

結論

死ネタ表記自体はあってもなくてもいい。そこはジャンルの問題もあるだろう。個人の裁量だ。僕は要らない派。君は必要派? それでもいいと思う。

 

問題は死ネタ表記云々ではなく、本当にその死ネタは必要なのか、今一度考えてみるべきということだ。 これは作者の技量が問われる部分。キャラが死ぬことでしか悲しみを表現できないと思っているなら、創作のイロハから考え直さなければならないかもしれない。

 

ちなみに、僕の作品はそもそもの全体テーマが「死生観」であって、「人の死」を中心に話が動くため、(市町村単位で)バシバシ人が死ぬので、そこんとこよろしく。

 

Steam発のARPG『GOKEN』がネトゲ世代にぶっ刺さりそう

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シームレスなワールドでの爽快アクションを謳うARPGGOKEN』が、今夏Steamで配信される。開発はGIANTYで、価格は未定。E3でも展示されているみたいだ。

 

 

僕はこのPVを見た時、真っ先に古き良き日本のネトゲを思い浮かべた。見下ろし型のフィールドでちょこちょこ動くデフォルメキャラクター。同じくデフォルメされた敵モンスター。キャラと違って良い意味で平面的なマップ。

 

ああなんだろう、そんなにネトゲはやっていないんだけど、なぜか『テイルズウィーバー』を思い出してしまう。実は物陰から他のプレイヤーが飛び出してきたりするんじゃないか!? そんな感じに錯覚させてくれるムービーだ。

 

日本人向けに開発されているので、村っぽいマップの宿屋にもちゃんと「宿屋」と日本語が浮かび上がっているどころか、セリフも完全日本語対応っぽい。公式サイトでも「ARPGは全てのゲーマーが幼いころ体験し、日本で復活し、再定義されたジャンルだ!」と掲げられている。気合入ってんね。

 

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ショッパナ村て。言いたいことはわかるけど、ちょっと惜しい。でも普通に日本語訳していても出てこない単語だ。『スキタイのムスメ』の翻訳で「ナルハヤ」が出てきた時レベルの感動がある。

 

独自システムとして、タトゥーを彫ってキャラを強化する機能っぽいものがある。画面上のステータスも最小限だし、快適に遊べそうな予感。もっとも、今夏は色んなゲームが一堂に会するので、遊ぶ暇があるのかどうか、そしてこのゲームのことを覚えているかどうかは、定かじゃない。クオリティ次第ではネトゲ世代にぶっ刺さりそうな『GOKEN』、仕上がりに期待したい。

 

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GOKEN - Action RPG for Steam

 

【アナザーエデン】Ver1.2.0アプデ雑記

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『アナザーエデン(以下アナデン)』で、今月15日(木)に外伝『IDAスクールⅠ 絶対零度の鎖』が配信される。

 

アナデンは毎月何かしらアプデで外伝が来るからいいね。「Ⅰ」ってことはまだまだ続くタイプのやつなのかなー。IDAスクールが舞台になると思ったからマイティとかセヴェン辺りをしっかり育成しておいたけど、案の定スコアアップするみたいでよかった。フォランまだ育ってないけど……。

 

んで、アプデと同時に、いつもどおりいくつか調整・修正もあるっぽいのでそっちをメインに触れてみる。

 

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【シノアリス】簡易レビュー&遊んでみた感想。スクエニのポチポチゲーに明日はあるか

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結局何がやりたいのだろう。最近メンテが長引いてることで不運にも有名になっている『ノアリス(SINoALICE)』が、ようやくまとも(?)に遊べるようになっていたので、野球を見ながらちょこちょこ遊んでみた。スクエニスマホゲーで成功したのって何があるだろう。『スクールガールストライカーズ』くらいかな? それに続けるタイトルになるかどうか。

 

概要は「物語のキャラクターが作者を復活させるために闘う」みたいな感じだった気がする。雰囲気はメルヘン。幻想奇譚と書いてメルヘンと読む。ぶっちゃけオープニングで少し語られただけなのでよくわかってない。基本的な目的とかストーリーとかは他所に任せておいて、ちょっと遊んでみた感触をぼちぼち書いてみるよ。ガチャの排出率とかには一切触れないので、要注意。

 

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