今年は野手ドラフト!プロ野球ドラフト会議2019感想【ホークス・本指名編】

f:id:natsugami:20191017211841p:plain


クジ運の試される時期が来た。プロ野球ドラフト会議2019が終わりました。僕は大分生まれ大分育ちのプロ野球オタクなので、福岡ソフトバンクホークスのドラフトについて感想を書きます。ベイスターズも好きなのでそちらも書きたいが、ホークスの支配下+育成で力尽きるかもしれないので、余裕があれば。

 

プロ野球に興味のないひとには役に立たない記事なので、折りたたみます。面白いコンテンツにはするつもりなので、興味があればどうぞ。

 

2019年ドラフト指名選手 

新人選手選択会議(支配下ドラフト)

順位 指名 ポジション 出身校
1位 佐藤 直樹 外野手 JR西日本
2位 海野 隆司 捕手 東海大学
3位 津森 宥紀 投手 東北福祉大学
4位 小林 珠維 内野手 東海大学付属札幌高
5位 柳町 達 外野手 慶應義塾大学

参考:福岡ソフトバンクホークス | 2019年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD | NPB.jp 日本野球機構

 

各選手の感想

1位:佐藤直樹 外野手・JR西日本

佐藤は走攻守がハイレベルにそろった大型外野手。報徳学園出身の社会人3年目。50メートル5秒8の俊足に、遠投120メートルの高い身体能力を持つ。打撃も、今夏の都市対抗にJFE西日本の補強選手として出場。3試合で打率4割2分9厘と結果を残し、即戦力野手として評価を高めた。

参照:JR西日本・佐藤はソフトバンク1位、走攻守に期待 - プロ野球 : 日刊スポーツ

 

www.youtube.com

 

タッパはそこまでないが、高卒社会人ということで年齢的には大学三年生と同じ。成長に期待。今年の成績は42打数16安打で、0本塁打8得点10三振3四死球。パワーは並だけど率を残せるタイプかもしれない。動画を見る限り足をあまり上げないフォームなので、巧打者タイプ? 肩と足はかなり評価できるっぽい。将来は育成の田城くんと一緒に上位打線を担ってほしいなあ。

ちなみに、高校時代は才木浩人(現・阪神タイガース)からホームランも打っているとのこと。新たなミギータに期待。真砂も負けずにガンバレ!

 

2位:海野隆司 捕手・東海大学

二塁送球は最速1・78の強肩捕手。「肩には自信を持っています」と話すようにストップウオッチを持って構えるスカウトが多い。大学日本代表では正捕手を務め、日米野球選手権では3勝2敗の優勝に導くなどリード面も評価が高い。目標の選手はソフトバンク甲斐拓也。岡山市出身、173センチ、83キロ、右投げ右打ち。

参照:東海大・海野はソフトバンク2位 日本代表の正捕手 - プロ野球 : 日刊スポーツ

 

www.youtube.com

 

大学日本代表の正捕手。肩は甲斐キャノン級ということで期待したい。キャッチャーとしてのリードや守備力が高いとのことで、体格も甲斐に似てるし、次期正捕手候補としての獲得かな。スカウトコメントも「身近にいいお手本であり、ライバルがいます」とのことなのでほぼ間違いなし。ということは栗原と谷川原がコンバートで、九鬼と正捕手争い? キャッチャーは期待できる選手が多いので、負けないようにアピールしてほしい!

 

3位:津森宥紀 投手・東北福祉大学

サイドハンドから投じられる最速149キロのストレートはインコースを果敢に突くことができ、カットボールやスライダー、チェンジアップ、ツーシームと球種も多彩だ。

参照:気迫みなぎり迫力あふれる最速149キロのサイド右腕 津森宥紀(東北福祉大)【時は来た!ドラフト指名を待つ男たち 大学生編】 | 野球 | スポーツブル (スポブル)

 

www.youtube.com

 

速球派のサイドスロー。右投げのサイドスローは益田と又吉くらいしか知らない(追記:平井とかもだな……)けど、149キロも出せることに驚いた。マウンド度胸がある、ストッパー経験のある投手。ただ4年時に成績を大きく落としたので、この順位でとれたそう。ホークスの中継ぎはどうしても登板数が多くなるので、早いうちから出番が回ってきそう。久保コーチの指導を受けて絶対的なセットアッパー/クローザーになれるよう期待!

 

4位:小林珠維 内野手・東海大学付属札幌高

投げては最速150キロ、打っては高校通算30本塁打と投打に魅力あふれる。「投手ではなく、内野手として評価を頂いて。偏ることなく頑張ってきて良かった」と投打二刀流も期待される。日本シリーズ進出を果たしたソフトバンクの印象は「日本を代表するような選手ばかり。それに負けないように食らいついていきたい」と力を込めた。

参照:【ドラフト】ソフトバンク4位の東海大札幌・小林珠維「日本を代表するような選手ばかり。食らいついていきたい」 : スポーツ報知

 

www.youtube.com

 

本指名唯一の高卒指名。スペック的には今宮を彷彿とさせるものがある。投手として評価されていたが内野手として指名。二刀流で育てていくのか、それともどちらかに専念させるのか。高校日本代表1次候補合宿に北海道勢で唯一選出されたのもポイント。それでも投手氏名ではなく内野手指名なので、正遊撃手、もしくは正二塁手候補なのかなと。左翼手経験はあるっぽい。肩が強いみたいなので、三遊間かなあ。内野手の育成は本当に急務なので、ぶっちゃけいちばん期待してる!

 

5位:柳町達 外野手・慶應義塾大学

ミート力に定評があるヒットメーカー。東京6大学では史上33人目のリーグ戦100安打を達成した。また1年春の開幕から全試合スタメンで出場を継続できた体の強さもある。日米大学野球で打率5割で首位打者と国際大会でも力を発揮している。目標の選手はイチロー氏。茨城・稲敷市出身、180センチ、72キロ、右投げ左打ち。

参照:慶大・柳町はソフトバンク5位 リーグ戦100安打 - プロ野球 : 日刊スポーツ

 

www.youtube.com

 

打率を残せる大卒外野手。頑丈なのが良い。パンチ力もあって広角に打球を飛ばせる。肩はそこそこ良く、足も速い。国際大会にも強い。おいおい頑丈なギータか? と期待してしまう。いや、期待する。目標はイチローとのことなので、現状宙ぶらりんになっている1番打者に名乗りを上げてほしい。外野だけでなく三塁手もできるのがポイント。どちらかにかに専念するか、三塁手の守備固めもできるとみるか。外野手は層が厚いようにみえるけど、上林が復活できないとなかなか厳しい面もあるので、下位指名とか関係なしに存在感を示してほしい。

 

本指名ドラフトの感想

即戦力野手中心のドラフトという印象。本指名1位は石川昂弥選手が競合の末ハズれ、最終的に佐藤直樹選手を指名。去年の本指名が投手5内外野1ずつだったので、編成も野手不足は痛感しているなと。大社中心なので即戦力を求めているのもわかる。期待したい。ちなみに知っている選手は海野くんだけだった。勉強不足。大学野球ってどうやってチェックすればいいんだ?

 

あと、今年から「指名された選手をパワプロで作成する試み」をやります。理由はこの間、田城くんを作ったのが楽しかったから。間違えて伝説のサヨナラ男ついちゃったけど。パワプロのほうは1人ずつ記事にしていこうと思いますので、パワプロオタクのひとは一緒に作りましょう。

 

今回はここまで。次回は育成ドラフトの感想を書きます。