一週間ほど全力で『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』を遊んだ感想まとめ
3月3日に任天堂の新型据え置きゲーム機「Nintendo Switch」が発売されて、ローンチタイトルとして『ゼルダ』の最新作『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(以下『BotW』)』が遊べるようになったね。生粋のゼルダファンである津上は、もちろん発売日にどちらとも買って、日曜に締め切りがあるというのにゲームに興じていたわけで(関係者各位は大変ご迷惑おかけしました)。
最初に感想を言っておくと、まあ面白い。ゼルダの当たり前を見直すと言っていた意味が少しわかった気がする。というわけで、今回の雑記は『BotW』をプレイしてみての感想(というかツッコミ)になるので、未プレイでこれから遊ぶ予定の方は読まないほうがいいかも。積極的なネタバレはしないつもりなので、それでかまわないぜって人は、続きからどうぞ。
壁つかまり時の操作に違和感
『BotW』の醍醐味は自由に世界を駆け回れること。そのひとつに登山や壁の垂直登攀がある。画像の状態の時はLスティック下+ジャンプボタンで降りられるんだけど、その操作に違和感。つい右斜め下にスティックを倒してしまう。
とあるボスと戦っているときなんかはよく誤作動してあらぬ方向へリンクが飛んでいた。操作方向が固定されているのはこの部分だけ? なので、なんとかならないものかなあ。
ホイッスルスプリンティング便利すぎワロタ
口笛吹きながら走るのが一番効率が良いっていうアレ。RTA走者なんかは早速使っていてシュールすぎる。やり方としては、十字下を押しながらLスティックを動かし、右手はダッシュボタン連打。やってみたらわかるけど、なかなかアホな操作。
倉庫がほしい
これは満場一致ではないかな? 一応ある場所に倉庫代わりのものがあるけど、武器・弓・盾が3つずつ置けるってだけ。
強い武器なんてどんどん手に入るから、出し惜しみせず使っていくのが一番なんだけどね。僕みたいなラストエリクサー使えないタイプには辛い。イベントで手に入る武器とかぶっちゃけスロット埋めるだけなので邪魔ですね。捨ててえ。
ジャンプのメリット・デメリット
今作のリンクは自らの意志で(?)ジャンプできるのですごくありがたい反面、今までのシリーズでは当たり前のようにできていた崖ギリギリからのジャンプが割りと難しい。
普通の場所ならつかまればいいんだけど、祠のなかはそうもいかない。よく意味もなくパラセール開きながら諦めの自由落下してます。『スマデラ』で復帰できずにパラソルを開きつつ悲しみの落下死を果たすピーチ姫の感覚に似ている。もちろん、自由にジャンプできるので、敵の攻撃を回避しやすいという利点も。
+-ボタンの位置が絶妙
Proコンほしいなあって思った原因。+ボタンは料理とか、-ボタンはマップ見るためによく開くので、ちょっと指から遠いのが煩わしい。
Proコンなら割と近い位置にあるので買う理由にはなる。あとは形状の関係で押しづらいってのもある。どうして普通の丸ボタンにしなかったんだろう?
注目ボタンを押すと盾構える←きらい
『トワプリ』からの仕様かな? これ嫌い。今作は攻撃を受けると注目が解除される気がする(今までもそうだっけ?)ので、攻撃喰らう→敵の位置がわからなくなる→敵ドコー→第二波って流れがキツい。ただでさえ『BotW』は一撃が重いってのに。
注目ボタンはスイッチとホールドの切り替えがほしい
『時オカ』とかやってた人はわかると思うんだけど、Z注目ってスイッチ(押すとずっと注目する)とホールド(押している間だけ注目する)の2パターンあったんだよね。今回はそれが切り替えられないので若干ストレス。
普段のカメラ速度とエイム時のカメラ速度も一緒だし、カメラ関係は割と苦痛が多い。スイッチモードも搭載してくれればよかったのに。Switchだけに。
敵の攻撃が強い
わかってるよ、『BotW』が玄人向けのゲームなんだって。それにしても一撃が重い。まあ重い。料理量産すれば回復アイテムなんて大量に作れるけども、それでも食らうたびに回復しないといけないレベルのダメージはヤバい。アクション初心者を殺しに来ている。竜骨ボコブリン槍でチクッとされただけでハート8つとか減る気がする。
そのうえ起き攻めをしてくる
鬼畜かよ。騎馬ゴブリンなんかは矢でリンクを撃ったあと、しばらく構えたまま。で、起き上がるとまた撃ってくる。こやつ、なかなかできる。じゃなくて、そりゃないよって話。
たしかにリンクさんも野盗よろしくアジトに忍び込んで爆破したあげく一匹ずつ炎でなぶり殺しにしていくとかやってるけども。ボコブリンも生きるのに必死なんだな。ただし1.5秒くらいの間隔で馬の上から炎の矢を撃ってくる新種ボコブリン、お前だけは許さん。
オクタロック「偏差撃ちするでーwww」
やめて
まとめ:でも面白いから許す
散々文句言ってるけど、それでも全力でおすすめするレベルの面白さ。休みの日に集中してゲームすることがない人なら、短くても半年は楽しめる。今後のアップデート次第では無限に遊べるかも。Switchを買う上では見逃せないゲームだね。
ちなみにRTAは1時間切るんだってさ。おかしいだろ。