箱庭スタジオ

「どんなときも遊び心」がポリシーのクリエイター・津上夏哉のブログです。

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フジファブリックの『銀河』は最高の課題曲だ

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結構難しいんだ、これが。

 

社内サークルで「フジファブリック」のコピーバンドをやることになり、どの曲をやろうかという話になって、真っ先に候補に上がったのが『銀河』だった。

『銀河』は四季盤の最終作となる「冬」をテーマにした楽曲で、キャッチーなメロディと歌詞はいつ聞いても心を鷲掴みにされる。フジファブリックファン同士でカラオケでこれを歌えば必ず誰かが踊り出す。そういう曲。

 

で、その『銀河』を演奏する段階になって改めて聴き返していた(以前コピーしたことはあるから、確認程度)んだけど、そこで気づいた。

この曲、バンドメンバーが上達するための課題曲にうってつけなんじゃないか?

 

 

 

各パートに分けて考えてみた

 

まずリードギター

まあ難しい。 空間系をフル活用しなければ音色を寄せるのにもひと苦労。メインとなるリフは正確なピッキングと運指が要求される。ソロはシンプルで弾きやすいものの、初心者にとってはおそらくかなり難易度が高い。オルタネイトピッキング必須。あと、チョーキングもきっちり音程を合わせないと気持ち悪くなるので、かなりテクニックが要求されてくる。『銀河』のリードギターを弾けるなら立派なギタリストを名乗っていいんじゃないかなあ。

 

次にバッキング。

簡単そうに見えて、実はカッティングの鬼。メインリフ、Aメロ、ソロ前をよく聴けばわかるけど、これは基本となるカッティングフレーズだ。だけど、Aメロはこれを弾きながら歌わないといけないので、シャッフルリズムをちゃんと理解していないとグルーヴに乗ることすら難しい(横文字ばっかり使ってごめんなさい)。あとソロ前はリードと二人っきりになるのでずれる。とにかくずれる(経験談)。

 

ベース。フジファブリックのベース大好き。

これは大学時代にコピーした時、先輩から苦労を聞かされたんだけど、曰く「Bメロのフレーズが地味にキツい」とのこと。聴いてみれば、なるほどたしかにメロディアスだ。これも運指が重要になってくるんだろう。あと、ギターがハイポジションから駆け下りる特徴的なメロディの部分だけど、ベースは裏を意識したフレーズになっている。これ、リズム感覚がしっかりしていないとずれてしまいそうだ。ちょっと練習してみようかな……。

 

もう一人のリズム隊、ドラム。

基本は16ビートなんだけど、タムをうまく使っているのでスティックさばきが正確じゃないと打ち漏らしそう。『赤黄色の金木犀』でもそうなんだけど、フジファブリックのドラマーは基本的なビート感覚が身についていないと苦労しそう。特別難しそうな部分はないんだけど、右手左手の使い分けがきっちりできないと難しく感じる。初心者が中級者になるには適切なレベルじゃないだろうか。

 

最後、キーボード。

音作りが一番だけど、他のパートを聞きながら正確に演奏する力がないとずれがち。ソロの後は少しだけ一人になるので、ここでリズムが狂ったらダメだ。ということはリズム感覚も必要になってくる。『銀河』のなかでは一番簡単なパートかもしれない。でも僕はあまり自信がない。ピアノも演っていたはずなんだけど……。

 

 

結論:バンドで必須な技術が詰まった、最高の課題曲

 

『銀河』を途中で演奏が停まることなくプレイできたのなら、そのバンドは一定の水準に達していると言っていいかもしれない。なんせ『銀河』は、どれか一つのパートが不出来なだけでもガラガラと崩壊してしまうほどに、各パートが絡み合っている曲だ。

 

もちろん、キーボードがいるバンド限定になってしまうけど、春からバンドをやろう! と思っている人は、フジファブリックの『銀河』を課題曲として聴き込んでみてほしい。

バンドやらないぜ! って人は、まあ、なんだ。とりあえず踊っとこうぜ。

 

ちなみに残りの曲は『夜明けのBEAT』になった。これもそこそこの難易度。どちらも経験はあるけれど、ギターボーカル大丈夫だろうか……。