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はつかねずみは何処へゆく

「どんなときも遊び心」がポリシーのWEBクリエイター・津上夏哉のブログです。

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インストは聴くのも演るのもオススメするのも難しい


■ぼくは音楽の中でもインストゥルメンタル(器楽曲、楽器のみで編成される、多くはボーカルのいない音楽)が好きで、そういう楽曲を好んで聞いているのですが、結構困ることがあります。

 

まずひとつめに、カラオケなどに誘われたとき。インストには歌など入っていませんから、そもそもカラオケに収録されていることが稀です。もちろんそれ以外のロックバンドも聞くのでそちらでお茶を濁しますが、基本的にインスト好きはカラオケで好きな曲を歌えない(そもそも歌いませんが……)ので、少し困ります。

 

■ふたつめ。おすすめ曲を尋ねられた場合、たまに困ります。海外のインストは曲名が長いものが多いです。ぼくは記憶力が残念なので、覚えることもままならず。さらに国内においても、ロキノン好きのために『te'』を紹介するときの難しさたるや。

 


ちなみにte'の楽曲名は必ず30文字、アルバム名は29文字となっています。『無』はなんとかそらでも言うことができますが、それ以外はもう無理。

 

■みっつめ。ぼくは昔からバンドをやっていて、会社員となった今も社内サークルの軽音部で活動しています。そちらで『toe』好きのベーシストと運命的な出会いをしたのはまたの話として、その方と話したときにも話題となったのが「コピーのしづらさ」。

 

バンドマンには耳コピという技術がつきものです。簡単に言うと、楽譜の出ていない楽曲を聴き、自らの手で採譜をするもの。インディーズバンドが好きなギタリスト、ベーシストにはつきものです。ただ、たいていの楽曲は構成がAメロBメロサビとしっかり別れているので、耳コピもそこまで苦労しません。僕も絶対音感こそないですが相対音感はある程度鍛えたので、3分の曲なら数時間で耳コピできると思います。

 

が、インストはそうもいきません。下記の曲を聴いていただければわかるのですが、インストは基本的に構成が複雑です。恐ろしいほどの数のフレーズを重ね合わせて作られています。まあ、『nuito』は特別スゴイのですが……。

 

 

ぼくも大学生時代にポストハードコアバンドを組んでいたのですが、「インストはストーリー性をはらむ文学作品だ」と評されることもあるとおり、曲構成は複雑怪奇そのものです。ただ、練習を重ねたメンバーなら問題なく理解できます。

 

というのも、本質は同じフレーズが流れていることが多いからです。根幹となるフレーズに、違う音をいくつも重ねているために複雑に聞こえてきます。前述のnuitoも、実はそんなフレーズが隠れていたりします。多分。

 

たまに本当に複雑なこともありますが、よくよく聴いてみると同じフレーズを何度か移動させているだけだったりします。機会があれば、ぜひインストに耳を澄ませてみてください。

 

■はなしはおしまい。それでは、また。