【シノアリス】簡易レビュー&遊んでみた感想。スクエニのポチポチゲーに明日はあるか
結局何がやりたいのだろう。最近メンテが長引いてることで不運にも有名になっている『シノアリス(SINoALICE)』が、ようやくまとも(?)に遊べるようになっていたので、野球を見ながらちょこちょこ遊んでみた。スクエニのスマホゲーで成功したのって何があるだろう。『スクールガールストライカーズ』くらいかな? それに続けるタイトルになるかどうか。
概要は「物語のキャラクターが作者を復活させるために闘う」みたいな感じだった気がする。雰囲気はメルヘン。幻想奇譚と書いてメルヘンと読む。ぶっちゃけオープニングで少し語られただけなのでよくわかってない。基本的な目的とかストーリーとかは他所に任せておいて、ちょっと遊んでみた感触をぼちぼち書いてみるよ。ガチャの排出率とかには一切触れないので、要注意。
続きを読む
スマホの純正RPG『アナザーエデン』は、これからどう進化するのか
何年続くコンテンツになるだろう。相変わらず時間を見つけては『アナザーエデン』を遊んでいます。RPGをプレイする時は非常にゆっくりと遊んでいくので、まだクリアはしてません。たしかまだ第22章くらい。ストーリーを程々に進めつつ、アナザーダンジョンを回ってはドルイドの書を探している段階。
というのも、ポム(ヒーラー)がいつまでも☆4にできないおかげで、他のキャラは軒並みレベルが上限に達しそうな勢いです。ボードを解放できてないキャラもいるので、そちらも早いところ解放したいのだけど、ヒーラーが脆くちゃまともに戦えない気がしているので、アイテム集めに躍起になっている状態。『ルビサファ』で例えるなら化石ポケモンを再生したはいいもののレベルが低いのでストーリーの進行を止めてレベル上げに徹底している感じ(わかりづらい)。
現在のメンツ。真ん中にいるのがお荷も……苦労している方。
そんな感じで、やろうと思えばかなり長く遊べそうな『アナザーエデン』だけど、いわゆる一般的なソシャゲとは少し違い、フレンドのキャラを借りるなどの要素がありません。協力してマルチプレイというのも考えにくいところ。
『モンスト』『グラブル』みたいなゲームに代表されるソシャゲは、新キャラやイベント、協力要素などをガンガン投入してユーザーを増やす・維持していく狙いが見えるけども、『アナザーエデン』はまったく異なる立ち回りをしていかなきゃならない。インタビューでもそんなことを言っていた。
それじゃあ、今後『アナザーエデン』はどういう方針で運営していくのか。僕はディレクターやプランナーの才能があるわけじゃないけど、コンシューマーゲームでむくむく育った世代(?)であることを踏まえつつ、『アナザーエデン』が数年レベルで遊ばれるために起こりうる可能性をいろいろ考えてみよう。
続きを読む
【レビュー】ワンコインで遊べる見下ろし型アクション『神巫女(カミコ)』は、ドットで描かれる「和」の世界が美しい
甘美な青春ミステリ『〈小市民〉シリーズ』をオススメする理由
スイーツだけど、どこかほろ苦い。そんな雰囲気をプンプンに漂わせているのが、作家・米澤穂信の『春期限定いちごタルト事件』を始めとした青春ミステリ小説、〈小市民〉シリーズ。主役級の二人の少年少女がごく一般的な〈小市民〉を目指すことが目的なのだけど、にっちもさっちもいかないところが面白い。
今年12月に新たな短編の発表が決まり、テンションが上がってきた次第なので、知らない人のためにも〈小市民〉シリーズの魅力をつらつらと記してみよう。
※トリックのネタバラシはありませんが、若干ネタバレになるかもしれない部分がありますので、未読の方はご注意ください。
続きを読む
米澤穂信『追想五断章』には賛同できない
Nintendo Switchこそ『スプラトゥーン2』のためのゲーム機だ
『ゼルダ』はそうなったけど、はたして「イカ」は?
3月の終わり、Nintendo Switchにおいて『Splatoon(スプラトゥーン)2』のインターネット体験会、俗に言う「試射会」が行われた。新年度から昨年度の話をするというのも興ざめかもしれないけど、鬼に笑われるよりはマシだろう。
『スプラトゥーン』は任天堂の新規IPで……と説明するのもバカバカしい。任天堂を知っているなら、『スプラトゥーン』の名前くらいは聞いたことがあるだろう。販売数が決して多くないゲーム機において、それでも単独100万本以上売り上げたソフトの持つ力は計り知れない。イカはゲームキッズたちの心を見事わしづかみにしたわけだ。関係ないけど、イカの塩辛って美味しいよね。
で、夏には新作『スプラトゥーン2』が発売される。その先駆けとして、3/25,26に体験会が行われたというわけだ。この週末は寝不足だったという人も多いだろう。かくいう津上も最初の朝4時からバッチリ参加した。さすがに日曜日の朝4時はグースカ寝ていたけども、それ以外はフル参戦だ。初代の試射会にも参加した(そしてニコニコに実況動画を投稿した。若干黒歴史)ので、久しぶりの感覚に胸が高鳴った。
もちろん、今さら体験会のあらましを説明する気などなく、現状の『スプラトゥーン』と比較することもできない(初代は半年ほどでフェードアウトしてしまった)。いつもの雑記感覚で、『スプラトゥーン2』の感触、そしてこのためだけにNintendo Switchを買うべきなのかどうかを考えてみたので、気になる人は続きから。
続きを読む