箱庭スタジオ

「どんなときも遊び心」がポリシーのクリエイター・津上夏哉のブログです。

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【レビュー】ワンコインで遊べる見下ろし型アクション『神巫女(カミコ)』は、ドットで描かれる「和」の世界が美しい

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ハクスラのようで、『ゼルダ』っぽい謎解きも。『神巫女(カミコ)』はフライハイワークスより、4月13日にNintendo Switchで配信開始された和風アクションゲーム。500円という安さに何よりも驚くソフトだ。公式サイトでは「カンタン操作でサクッと遊べる!」と謳われている。

 

僕はなんといってもこのドットが大好きなので、つい何も考えずに買ってしまった。ドットいいよねドット。しかし、果たしてゲームの内容はどれほど面白いのか。500円を払うだけの価値はあるのか!? サクッと遊んだみたので、操作方法、ストーリーなどを追いながらレビューしていこう。

 

「神巫女 -カミコ-」紹介映像

 

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ネットコミュニケーションと「息苦しい環境」の破壊

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■僕は基本的にチャットベースの会話が苦手で、社内で打ち合わせをするときも、必ずどこかで時間を取って、口頭での話し合いで行なうようにしている。もちろん、些細な報告とかだとチャットのほうが楽というのはあるけど、各自の見解を述べる必要があるミーティングだとチャットでは上手くいかない。発言のタイムラグが発生するのも理由の一つだけど、僕は人の顔を見て話さないと気持ち悪くなってしまう。

 

今までやってきたアルバイトがほとんど接客だったからというのもあるけど、僕は割と人と話すのが好きだ。ネット上、それこそSNSなんかでは文字でのやりとりしかできないので、発言することすら面倒になる。対面なら声を発するだけでいい。ジョブズが人の指を最高のスタイラスツールだと言うように、僕は声こそが最高のコミュニケーションツールだと思っている。多少、難しいところもあるけどね。それは文字も同じだ。

 

僕は人の考えを汲み取る時に、表情だとか目の動きだとか仕草だとかをよく参考にしているので、字面だけでは非常に辛い。画面の向こうの相手は笑っているのか、怒っているのか、それとも何も考えていないのか、黒いドットの塊だけでわかるはずもない。うーん、ネットコミュニケーションへの辟易はまだまだ続きそう。

 

■で、これまた友人に聞かされた話なんだけど、世の中には結構「会社での人間関係を快く思っていない人」が多いのだそう。僕は正直、とてもびっくりしている。Twitterを見ていても、「会社は居心地よくない」「飲み会に行くのは気が進まない」という感想はかなり多い。僕は真逆だ。職場の人間関係は広がれば広がるほど楽しくて、飲み会には率先して参加している。

 

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同僚と乾杯。こういう状況、面倒だと思うか、そうでないか

 

リアルでの関係が面倒くさい。ネット上でのコミュニケーションに重きを置くとそうなるんだろうか。うん、案外そうなのかもしれない。大学生のときもTwitterをやっていたけど、結局一番活動的だったのは大学活動用に作った一般アカウントだ。つまりそれは現実の延長線上なわけで、ネットコミュニケーションとは少し違ってくる。

 

昔、それこそTwitter始めたての頃の僕は、「切れたナイフ」呼ばわりされるほど尖っていたようで(悲しいことに本人に自覚はなかった)、当時の旧友に会うたび「丸くなったな」「普通の好青年だった」と驚かれる。もちろん大人になったつもりはないので、何かしらに研磨されて丸くなってしまったのかもしれない。その何かしらってのは、やっぱり高校以降のリアルコミュニケーションなんだなと思う。なんだかんだ修羅場をくぐり抜けると、どんなトゲでも擦り切れちゃうんだなあって。

 

話を戻すと、僕はネット上でのコミュニケーションが苦手で、その代わり、リアルでのコミュニケーションがそこそこ得意ではある(それでも一種のコミュ障ではあるのだけど)。少なくとも「アイツとは関わらないほうがいい」なんてレッテルを貼られた覚えはない。それでも、相手が悪ければうまくコミュニケーションがとれないのは事実で、そして世の中の多くの人はそれが原因で、職場でのコミュニケーションを嫌っているのではないかとも思っている。仕事を選ぶ上で、人間関係は本当に大事なんだなって。

 

■仕事といえば最近、「新卒社員の3割が3年で辞める」はなぜ30年間変わらないのかというエントリーが話題になって、陸上競技のハードル走で名を馳せた為末大もこれに言及していた。

 

 

結論を言えば、僕も同じ見解だ。でも誤解を生むので多少は言葉を選ぶ。答えるなら「同じ環境・やり方で3年以上働くのは理解できない」という感じになるだろう。

 

僕は基本のスタンスが根無し草なので、一定の場所に腰を据えて取り組み続けるというのが苦手だ。環境を取っ替え引っ替えしたいというわけではないが、延々と同じ作業を続けていくということには違和感がある。良い意味でも悪い意味でも飽き性だ。現状に決してあぐらをかかず、常に最適解を求めて動き回るといった感じ。港町生まれでありながら、釣りには向いていないかもしれない。

 

新卒で入った会社でも、合わないと思うなら辞めてしまってもかまわないだろう。新卒なんて引く手あまたに決まっている。短期間で会社を辞めたというのはマイナスとして捉えられるかもしれないけど、それは言い方次第でどうとでもなる。僕だって前の会社は一年そこらで辞めてしまったけど、理由を隠すことなくきちんと説明できたから、今の会社にすんなりと入ることができた。

 

社会にいると、嫌でも話し合いになることは多いと思う。そこで説明せずに逃げてしまうと、会社そのものと意見を交わすことが煩わしくなって、結果的に職場でのコミュニケーションが嫌になる。そんなところで働いていて楽しいことなんてないだろう。嫌だと思うならとっとと辞めて、自分を活かすことのできる職場を見つけたほうがいい。それができない限り、真の意味で充実した毎日を送ることは難しい。

 

そして、それが許されない環境にいるのならぶっ壊せ。僕だってナン度もぶっ壊してきた。たとえば学生時代に二回ほど一人暮らしをしたけども、最初は「一人暮らしすることでいかに有益であるか」を親に対してプレゼンして、二回目は劣悪な家庭環境に耐えかねて、一人暮らしのための資金を貯め、家出状態でアパートの契約までこぎつけて親を説き伏せた。そうやって暴走した結果、自分自身が壊れてしまうこともたくさんあったけど、そういうことをやってきたからこそ今の状況にたどり着いているとも考えている。

 

もちろん、現状に満足なんてまったくしていないので、これからもマンネリの破壊活動は継続していくんだろう。意識を高く持っても意味はないけど、 理想が高いに越したことはない。環境改善のためなら努力を惜しまない。狡い言い方をしてしまえば、「楽をするためならどんな苦労でも背負う覚悟がある」という感じだ。楽してお金がもらえるんだったら、これほど楽しいことはないだろう?

 

■はつかねずみがやってきた。それでは、また。

 

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音楽も会話もキャッチ。「耳を塞がないイヤホン」がスゴすぎる

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えっ、今なんて言った? がなくなるかも。音楽に親しみ深い現代人にとって、イヤホンは不可欠。でも、イヤホンをしたままだと友だちの話が聞こえなかったり、コンビニ店員の声が聞き取れなかったりする。それをまるっとするっと解決してくれそうなのが、ambie株式会社から発売されている“耳を塞がない”イヤホン「ambie sound earcuff」だ。これ、想像以上にスゴイ。

 

「ambie sound earcuff」の特徴は、なんといっても本体を耳の穴のなかに入れてしまわずに使うという点。通常イヤホンと言えばグイッと耳の中に突っ込み、周囲の音をシャットアウトしまうけど、こいつは違う。耳のなかに入れるのではなく耳に挟んで、まるでBGMのように音楽を聞かせてくれるのだという。

 

たとえるなら、他人には聞こえない自分だけのスピーカーを常に持ち歩けるみたいなもの。周囲の音が聞こえなくなるわけではないので、店員とのやり取りもスムーズにできて、友だちとの話題にワンテンポ遅れることもなくなる。あらやだ素敵。

 

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某コーヒー店で番号を呼ばれたのを聞き逃すこともない

 

さらにこのイヤホン、耳を塞がないうえに音漏れもほとんどしないという。自分にとっては環境音のように聞こえる音楽も、他人にはまったく聞こえていないわけだ。なるほどこれは素晴らしい機能。電車のなかで催眠音声なんかを聴くと、とてつもない背徳感に襲われそうだ。そういう使い方をするためのものじゃないと思うけど。

 

この「ambie sound earcuff」、一体どんな技術を使っているのかと思えば、株主に「ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社」の名前がある。おそらく、ソニーの持つ音響技術をふんだんに詰め込んでいるんだろう。さすが天下のソニー、やることが違う! これは一本取られた! またしてもソニーがやってくれたわけだ! さんざん褒めちぎったので金一封でも包んでくださいな

 

その他にも本体に至る所に様々なこだわりが見られる。耳に挟むということで「耳の形が合わなかったらどうするんだろう?」と思ったけど、挟む部分はユニバーサルデザインで様々な耳にフィットするらしい。耳の穴を塞がないので、なかがムレるという心配もない。イヤホン愛用者の悩みのタネ、湿ったアレともおさらばできるわけだ。

 

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仕事中でも問題ナシ。「ロッキーのテーマ」を聴きながら討論すれば捗るかも?

 

「ambie sound earcuff」は今年2月より販売されていて、価格は5940円。この値段で新しい体験ができるのなら安いもんだ。ただ、今は予約殺到で品切れ状態とのこと。それでもお届けが大幅に遅れるということはなさそうなので、興味があるなら予約しておいて損はない。ただし、公式HPから飛べる販売サイトクレジットカード決済のみとなっているので注意が必要。クレカを使いたくない場合は、取扱店舗で購入するしかなさそうだ。

 

僕はランニングをするときに音楽を聴いてみたいので、早速予約した。普通のイヤホンなら車や他のランナーに気づきにくく危険だけど、このイヤホンなら解決できるかも。集中して聴きたいときとは別に、日常生活に音楽を取り入れるメソッドとして、選択肢の一つに加えてみるといいかもしれない。

 

via ambie株式会社

ゲームは本当につまらないものばかりになったのか

つまらなくなったのはゲームか、プレイヤーか

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どっちなのだろう。さて、今日も今日とて『アナザーエデン』で遊んでいた。ぶっ続けでやると原稿が進まないのでちょこちょこやっている程度で、今11章くらい。そろそろ敵が強くなってきた。やはりガチャを引くべきなんだろうか。ところで、職場の同じチームにRPG大好きマンがいたので勧めてみたところ、嬉々としてダウンロードしていた。続くといいな。

 

それで、今日ひとつ議論になったのは、「ゲームって本当につまらなくなったのか?」ということだ。ファイナルファンタジードラゴンクエストの新作が出るというのは、今も昔も楽しみだろう。でも、昔に比べてそこまで楽しみではなくなったという人もいると思う。何を隠そう僕もその一人で、特にポケモンに関しては少し冷めていた。未だに『サンムーン』を遊んでないので、早く買えと知り合いに催促されている。ゼルダ買っちゃったからなあ。

 

では、それだけゲームはつまらないものになってしまったのか。決してそうではない。技術が発展して、今や据え置き機クオリティのゲームが携帯機、さらにはスマホで遊ぶこともできたりする。ゲームはオタクの遊び道具から、より身近なエンタメとして進化し続けている。それが面白くないはずがない。雑記なので短絡的に述べてしまうと、変わってしまった・つまらなくなってしまったのはやっぱりヒトの方だ。

 

昔のゲームは「思い出補正」で面白いと言われることが多い。でも、結局それは経験の多さに左右されるのであって、大人になった今でも、ゲームで遊んだことのない人が昔のゲームに触れると感動することが、きっとあるだろう。僕に言わせれば、思い出補正なんてものはありゃしない。昔楽しんでいたゲームは今じゃクソゲーだったりするし、当時投げやりになっていたRPGを今、必死にやり込んでいたりする。これはやっぱり視点や価値観が変わったかどうかの話だろう。

 

少し話をずらすと、大学時代、いつも一緒にゲームで遊ぶグループがあった。

 

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大学時代一番遊んだ『テラリア』。初めてのWall of Freshは苦労したな……。

 

基本的に協力型のゲーム(ネトゲの『ドラゴンネスト』とか、PCなら『テラリア』とか)で遊んでいたのだけど、そのうちの一人は事前にWikiなどであらゆる情報を仕入れてから、僕らにそれを提供してくれていた。そのプレイスタイルを否定するわけじゃない。実に効率的だ。貴重な時間(当時は授業の合間に研究室でネトゲをしていた。超不真面目)を無駄にすることがなかったように思える。

 

でも僕のスタイルとは違った。僕はいつも向こう見ずだったので、事前情報なしにダンジョンに突っ込んでいくなんて日常茶飯事だった。だからよく死ぬ。僕はそれが楽しかった。為す術もなくボスにやられて、反省して、徐々に力をつけていくのが、追体験のようで楽しかった。一方、かの友人は戦略的に敵を殲滅することを好んでいた。同じゲーム好きでも、価値観の違いでプレイスタイルは千変万化だ。

 

閑話休題。ゲーマーは長年ゲームを取り込み続けて、いつしか飽和した。つまり、異次元の体験をもたらしてくれるゲームがあったとしても、それを十分に体験できないまま終わっている。新作ゲームを他人の用意した物差しだけで評価してしまっている。未知のゲームを、攻略サイトの情報だけで知った気になっている。見たことのないゲームで遊び、「なんだこれは!」と目を見開くことがなくなってしまった。僕はそれを嘆かないけど、もったいないなと思ったりすることはある。

 

自分にしか面白さがわからないゲームは絶対にある。僕は昨年サービス終了した『テトリスモンスター』というゲームが好きだったんだけど、まあ、知らない人のほうが多いだろう。だからサービスが終わったんだと思う。でも僕は好きだった。最後まで遊び続けた。このゲームで遊べて良かったと思っている。これは他のゲームでは決して得られない体験だ。

 

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発表から2年以上待ち続けた『Hyper Light Drifter』。最高に好きなゲームの一つ。

 

スマホで色々なゲームが遊べるようになって、さらにゲームの幅は拡がり続けている。腰を据えてゲームに興じる人は、たしかに減ってしまったかもしれない。もうゲーム自体やっていないという人も増えたかもしれない。そんな人にこそ、『アナザーエデン』といった良作スマホゲームで遊んでみてほしいと思う。そして、同作をきっかけに、『クロノ・トリガー』といった名作にも触れてみてほしいと願ったりもする。

 

とりとめもなく書いたせいで、結局何が言いたかったのか行方不明になってしまったけど、まあ、なんだかんだゲームはいくつになっても面白い。もうすぐ『マリオカート8デラックス』が出て、夏には『スプラトゥーン2』もやってくる。波はまだまだ途切れそうにない。

 

 

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クロノ・トリガー風味のスマホRPG『アナザーエデン』がクソ面白い 他

スマホRPG『アナザーエデン』がクソ面白いからやろう 

 

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■津上です。金曜日の飲み会で日本酒飲みまくったら久しぶりに翌日ダウンしてしまった。そんなわけでゴロゴロする時間が続いていたのだけど、ふと『アナザーエデン』というスマホゲームの名前を見て、前情報なしに「アナザーコードみたいだな」と思って遊んでみた。面白いんだ、これが。

 

基本的な部分に触れると、『アナザーエデン』はソーシャル要素を排斥した純然たるスマホRPGだ。『クロノ・トリガー』が好きだった世代からは「こういうのが遊びたかったんだよ!!!」という声も聞いた。ちなみに僕はサブクエストをこなしていく感覚に『アーク・ザ・ラッド』らしさも感じた。

 

スマホゲーなのでリセマラもできるけど、ぶっちゃけする必要はない。レベルを上げて物量で殴れば基本的に何とかなる。あら素敵。さて、詳しい紹介は他のブログに任せるとして、僕が気になった点を挙げてみる。

 

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